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二人とも腰からサバイバルナイフを取り出し、切りかかってくる。


ひょいひょいっとかわし、四人目のナイフの刃を、ピースの指の形で掴んだ。


「なっ…!」


そのまま指を曲げると、四人目の手からナイフの柄が放された。


わたしは指を伸ばして刃を浮かせ、そして柄を持った。


そのまま四人目の懐に入り、腹に肘鉄を入れた。


「ぐはぁ!」


そしてナイフの柄で横っ面を叩くと、四人目の体が横に吹っ飛んだ。


五人目は呆然としているところを、心臓の上目がけて柄を打ち落とした。


「がっ…!」


そのまま五人目は崩れ落ちた。


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