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転生と召喚

俺の名は、吾妻一 22歳会社員だ。

今は1人暮らしで普通の生活をしている。俺は父と母と兄の4人家族だったが今は俺1人だ。



俺の母さんは俺を産んだ後に亡くなった。だから俺は写真の中の母さんしか見たことがなかった。生きていたら自慢できる美人な母さんだったと思う。


父さんは母さんが亡くなってから1年後に亡くなった。大工の棟梁をしていた父さんは仕事中の作業中に足を滑らせて転落死した。なので父さんのことも写真の中でしか見たことがなかった。見た目は強面だが、どこか優しい感じのする人だと思った。


その後、俺と兄さんは親戚の家に引き取られた。

兄さんが亡くなったのは俺が5歳の時だった。兄さんは大型トラックに衝突して亡くなった。俺と兄さんは10歳離れていて俺のことを「バカ」と呼ぶ口の悪い兄さんだったが根は優しく、頭が良くて、運動もできる自慢の兄さんだった。

俺は何日も泣いたが、気づけば涙は止まっていて普通の生活をしていた。




現在、俺は休暇中ですることもないので家でゴロゴロしている。

その時!!

俺の足元に巨大な紋章が浮かび上がり、ものすごい光が俺を襲った.........





「おーい、起きろー」

その声を聞いて目を開けると、見たこともない青年がいた。


「お!やっと起きたか。俺のことはわかるな?」


「ごめん、わからない........」


「はぁー、やっぱわからないか。 ハジメならわかると思ったんだけどなー 。まぁ見た目が変わってるしなしょうがないけど.........」



ん?なんで知らない奴が俺の名前を知っているんだ?こいつは一体何者なんだ? と思ったその時!


「じゃあこれならわかるか! おい!バカ!」



今まで俺のことをバカって言うのは兄さんしかいなかった。


「 兄さん........?」



見た目は全くの別人だが青年の言葉が何故か懐かしく感じ兄さんなんじゃないのかと思った。



「やっとわかったか! バカ!」


そう言うと青年はニコッと笑った。


「本当に、兄さんなの?」 そう聞くと



「そうだぞ!ここは異世界 “レイム”

俺たちがこの世界にお前を召喚したんだ!」



いきなり異世界なんて言われてもと思ったがなんとなくそんな気がしていた。

「ん? 俺たちって........?」 と思った時!




「ハジメ!」



聞こえた声の方を見ると、そこには男性と女性がいた。姿は違うが俺は何となく誰かわかった。



「父さん........母さん........」



「やっとあなたに会えた!」


そう言って抱きついてきたのは母さんだった。


「俺たちのことがわかるのか?」


そう聞いてくるのは父さんだ。



「うん、なんとなくだけど。」


そう言うと2人とも嬉しそうだった。



「なんで俺を異世界に召喚したの?」


そう聞くと3人とも顔を見合わせて



「この世界で暮らすためだけど。」



真顔でそう言うので冗談じゃないんだなと思った。

いきなりの事で驚きはあるけど、見た目は違うが家族に会えたことの嬉しさが強かった。





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