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帰りませんっ、見返すまでは!  作者: くりーむころね
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12話 ドルチェ

お待たせしました!

前回より短いです……

 母が先代神子ホリーだと言う新事実を知ってから早2週間、私は療養という暇な日々を過ごしていました。



 今までの幽閉生活の食事は体にとって良い物とはとても言えないものでした。慢性的な栄養失調になっていた私は、お腹こそ膨らまなかったものの、結構危ない状況だったみたいです。



 食事もあまり量を取れないという事から、栄養満点のスープやミルク粥などをメインに食べることとなりましたが、決して美味しいとは言えないものです。



 幽閉生活中での食事よりは何百倍もマシですけどね!


 そこは仕方がないでしょう、病人食ですもん。



 お兄ちゃんの普通の食事を少し味見させていただきましたが普通に美味しかったです。


 もうちょっと何かがあれば最高なのに、とは思うものの今までの食事が底辺だったので良しとしましょう。



 それにいざというときはお兄ちゃんに作ってもらいます。お兄ちゃんはレシピさえあれば何でも作れますし、一度作ったものは普通に作れます。お兄ちゃんはプロ並みに料理が旨いですから。



 そのお兄ちゃんは最近王宮でのお仕事が忙しいらしくて屋敷に帰ってくることが少ないです。今一番私にとって身近で安心できるお兄ちゃんがいないことが私にとって結構な不安とストレスを与えてイライラしてきてしまいます。



 帰ってきたらなかなか傍を離れられません。


 私ってこんなに構ってちゃんではなかったと思うのですが……。



会えなかった今までのつもりに積もった不安や孤独感などの反動でしょうか。


 時々シーザーさんが顔を出しに来て、よくお菓子で気を紛らわせようとしてくれています。それで少し気分が明るくなるのは確かでしたが。



 こんな時、今はやりの異世界トリップものでは気を紛らわせるとか食事を改善したいだとかでこの世界にはないような料理を作って食事に革命を起こすのでしょうが、私にはそんな技量はないのでできません。



 簡単なものなら作れなくもないですが、それならいっそのことお兄ちゃんに頼んだ方が賢明でしょう。



 お兄ちゃん自身は料理の腕は身近な人には認められているものの、未だ「異世界料理で革命してやるぜ!」みたいなことをしていないみたいなので私が食べたいものを頼んで広めるのもいいかもしれません。



 異世界にどんなものがあるのか知りませんが、何が良いでしょう?


 プリンも捨てがたいですがこれから夏になるでしょうからアイスも捨てがたいです。でもアイスを作るのは大変そうですけど……魔法でなんとかなるでしょうか?



 魔法は見たことないですから何とも言えません。もう少し体調が落ち着いたらお兄ちゃんかシーザーさんにでもレクチャーしてもらう事の方が先決のようですね。




本当にお待たせしました!

シルバーウイークは北海道の函館に行ってまいりました。元英国大使館など綺麗な洋館に行ってドレスを着たり五島軒でご飯を食べたり、楽しい旅行になりました。洋館かんしてはとても勉強になりました。

洋館の調度品に囲まれる主人公を想像なんかもさせてもらいました。

教会も素敵で、函館に住みたいと思ってしまいました。

っと、私の個人的なお話はここまでとして、今回は次の展開の序盤になります。

次回かその次に新キャラ登場! かもしれません。

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