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帰還
僕は呆然としていた。すると、
「佳奈さんと玲奈さん、これから戻るんですか?」
「あら、琴祢じゃない。そうだけど、息子が家で待ってるし、それでその子は誰?」
と僕の母さんが言った。
「あ、この子は私のパートナーになった子なんですけど。」
「琴祢にもパートナーができたのね!」
と言ったあと僕に向かって、
「私は河井 佳奈と言うのよろしく!あなたの名前は?」
「て、母さん気づいてよ、僕だよ加月だよ!!」
と叫んだ。
「は、いっ、いや加月は男だ!琴祢どうゆうことなの?」
「加月には裏世界の時と戦闘の時は女になるようにしました!女じゃないと魔力を使うことができないので」
「そ、そうなの!ということはこの目の前にいる女の子が加月ってこと?」
「そうです。」
と琴祢が言うと母さんと姉ちゃんは呆然としていた。
数分後
「とにかく戻りましょう。」
と琴祢が言った。
「そ、そうね。戻りましょう。」
母さんが言った。
僕と姉ちゃんは頷いた。
そして扉の中に入った。