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知らない自分2

「僕は元に戻れるんだよな?」

あのあと、念のため下も確認したがやはりなくなっていた。

「大丈夫よ。戻れるけど今は無理ね!」

「なんで今は無理なんだよ?!」

僕が聞くと琴祢は

「ここが裏世界だからよ。表世界の加月は男だから安心しなさい。」

と言ったあと深刻そうな顔をして

「けど、今の時代、表世界にもモンスターや反乱を起こしている人たちが現れるのよ。」

と言った。

「だから、表世界でも女になってもらうことがあるから!」

「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ」


数分後


「で、いつになったらその表世界に戻れるんだ?月曜日からは学校があるんだよ!」

「もうすぐ戻れるわよ。裏世界での仕事は平日はないのよ!」

「なんで?」

「平日はモンスターや反乱を起こす人たちが表世界にしか現れなくなったのよ。」

と琴祢怒ってるっぽく行った。

そして、少し歩いたところに見覚えのある人が二人いた。

「母さんと姉ちゃん?」

間違えなく母さんと姉ちゃんだった。

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