配属ととんかつソース3
残業の1,5というと1時間半の作業
毎日いろいろな生産調整があり、その日その日に生産が決まる。
ライン作業なので、1時間当たりの生産量はほぼ決まっているから、足りない分は当然残業となる。
17時で定時となるが、残業の時は15分程度休憩して、そのあと1時間半。つまり、生産が終了するころには19時近くになる。
おまけに、工場配属初日ということで、右も左もわからないまま残業に入ることになる。
午後からだけの作業でも相当体はキツイのに、さらに1時間半。
でも、周りの社員は当然のようにこなしていく。残業は当たり前のような雰囲気。というのも、自分が担当していたラインはT社の人気車種の部品となり、その当時かなり売れていら。そのため、ほとんど毎日残業となっていた。もちろん、自分も含めて社員も残業手当がつくのでそれなりにお金にはなるが。
最後の1時間半を気力で乗り切り、残業終了。本当にヘロヘロになっていた。
腕も痛いし、腕や手の筋もなんだか痛む感じ。ありとあらゆる筋肉と筋ををつかったような作業だった。
とりあえず、社員と別れて一人寮に帰るバス停へ向かう。
もともと、MY工場は残業をする人がそんなに多くなく、その時間のバス停は人もまばら。
社員は車通勤なので、好きなように帰れるが、期間労働者はバス通期なので、しばらく待つ事になる。
春の夜。一人とぼとぼと全身疲労のままバスに乗り込む。
「ああ、おなかすいたな・・・」




