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配属ととんかつソース

話を新工場配属に戻します。

おなじMY工場に配属されたのは同期で3人ほど。

このMY工場、T社としては比較的小さい工場で、唯一の部品のみ生産する工場となっている。

普通、自動車工場というのは車両に部品を組み付けたり、エンジンを作ったりというイメージなのだが、自分が配属されたMY工場は一部の部品の加工、製造、組み付けのみ。

自分が配属されたのは、その当時人気車種であった車のプロペラシャフトの部品を加工したらその部品を組み合わせて製造する箇所。

もちろん、他の担当のたくさんいるわけで、担当ごとに製造するプロペラシャフトが決まっている。

同期3人はいつのまにかバラバラになり、私一人とある事務所に連れてこられた。

配属は、132組というグループらしく、同じ組には全部で7、8人の社員がいる。

さらに詳しく書くと、T社には夜勤もあり、同じ生産ラインを昼と夜可動するため、まったく同じ仕事をするチームがもう一つある。通称裏組といわれる組で、132組の裏組は142組となる。

132組が一週間昼勤の場合は、裏組にあたる142組が一週間夜勤となり、翌週は132組が夜勤の間、142組が昼勤というシステムだ。

事務所で待機していると、事務の女性の方が来ていろいろと書類をだしてくる。

それに記入をしていると、132組のリーダー、通称組長といわれる方が登場してきた。

この時の組長はHBさん。何となく優しそうで素朴な人だった。

書類を記入後、組長さんが案内をしてくれる。ロッカー、組の休憩所、トイレ等々。

そうこうしているうちにお昼休みになり、組長さんと案内がてら二人で工場の食堂へ。

T社の中で小さい工場のMY工場だけど、でもそれなりに工場勤務の人がいて昼休みの食堂はごった返してる。

私が食事をしているときに、先ほど書類を持ってきた女性事務員の方が私を見つけて手をふってくれた。

「がんばってね」という意味なんだろう。

考えてみれば、この時がまさに体力、やる気、気力が一番ピークだったような気がする。

お昼休憩の後にいよいよラインに配属された。

この時に地獄が待っているとは思ってもみなかった。

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