第19話 やっぱ楽しいスね漫画談義は
「いきなり脱線しちまったから話を戻すな。じゃあ最初にツカサ、喧嘩家業の好きな所を言ってくれ」
「おう……! 主人公が喧嘩最強を目指す作品だが、まずは作品を通した前提となっている『あらゆる手段を用いて勝利を掴もうとする』という部分だな……!
主人公自身の戦闘力は現時点では登場キャラクターの中では下の方だが、特筆すべきは『なんでもあり』という前提を最大限に活かす策士っぷり……!
作中でも有数の実力者にすら認められる『敵に回した時の厄介さ』を持つという、おおよそ主人公とは思えぬ特徴も魅力的だ……!」
「前シリーズではコメディ描写も多かったけど、ライバルの久藤が出てきてから一気に作品全体の緊張感が増したわよね」
「そう……! 登場キャラクターたちの個性と半端じゃない拗らせっぷりもある意味魅力的だ……!
何人か良い子には見せられないレベルのやつらもいるくらいだからな……!」
:良い子に見せられないやつ……某兄弟に某ボクサーに某アングラ戦士に……まあ多いな
:陽側|(陽とは言ってない)
:横綱とデカい男は眩しいほどに陽だったから……
「そして熱いドラマ部分も見逃せない……! 主人公の師匠的キャラの過去話は泣けるぜ……!」
「うう……三世川さんとおじいさんの話も泣けたです……グスッ」
「河口の話も本当に良かったわね。というかこの作品、人間の屑と人間の鑑の落差が大きすぎるのよね……」
「俺はこの作品未履修なんだよなー」
:この作者、本当に色んな要素を混在させるのが上手いんだよなあ
:あと『強さの説得力』とか『勝敗の説得力』みたいなのもすごいよなあ
:またサンジョーさんが未履修だ……
「よし、じゃあ次はサンジョー。間島クンの好きな所を頼む。……あとこんな企画なんだからもうちょっと他の人の話題に乗れるようにしてこような」
「ごめん……あんまりバトル漫画読んでなくて」
:草
:ガチ説教草
:でもそんなサンジョーが好き……
「じゃあ気を取り直して。最強の男を目指すっていう目的を持つ主人公が数々の強敵と闘っていく作品だけど、間島クンといえばやっぱり神内流柔術という存在を抜きにして語れないんだよね。
主人公である間島が修める武術は戦国時代から続く流派なんだけど、漢字の技名がどれもいちいちカッコいいんだこれが」
「分かる。鉄菱とかシンプルなのにカッコいいよな」
「私も圧拳を幼馴染に打ち込んだことがあったわ。当然『通し』効果なんて無いから普通に悶絶してたけど」
「はわわ、そんな作品もあるんですねえ」
:面白いけど古い作品ではあるしなあ。というか技の見栄えが良いんだこれが
:打極投豊富に揃ってるのも良いよなあ
:つぐみんの幼馴染羨ましい……いやそうでもないわ
「んじゃ次はつぐみんにお願いしようかな」
「はーい。グラップラー刀牙は主人公が地上最強の生物である父親を倒すべく強敵と闘っていく作品だけど、作品読んだことが無くても画像だけ見たことがあるなんて人もいるかもね」
:オイオイオイ
:トーサカがやった全選手入場! とか
:ガ……ガイヤッッッ……
「あと主人公が『最強』を目指してるって意味では他のバトル漫画と同じだけど、この作品だと『最強=父|(最強の生物)』っていう前提が何気に独特なのよね。
だから主人公自身が『最強じゃなくていい、父親より少しだけ強ければ』みたいなこと言ったり。
まあ父親が尋常じゃなく強いから結果的に最強になるけど」
「負けてもいいって思ってる訳でも無いから、余計にそのセリフが嘘くさく感じるんだよなあ。本人は本気で言ってるんだろうけど」
「刀牙さんが食べてるご飯美味しそうです!」
:まあこの作品展開によって各キャラクターの主義主張がブレることもあるからな……
:この作者さんの描くメシ本当に美味そうなんだよなあ
:モニュ……ナポ……
「それでバトルの方が……」
「ちょい待ちつぐみん」
「?」
「すまん、もう我慢できん。俺も喋りてえ! よってここでオリチャー発動! これよりバトル漫画談義バトルロイヤルを開始する!
みんな思い思いに好きなこと喋って、乗れる話題があれば乗って好きに話してくれ!」
:なーげーたー!
:企画でオリチャーはルールで禁止スよね?
:FSM配信はルール無用だろ
「じゃあ刀牙で好きな技について……」
「あ、俺ケンバンなら多少分かるかも?」
「トーナメントの予想するか……!?」
「私、嘘食いのキャラについて語りたいです!」
:さっそく収集つかなくなりそうで草
:編集大変そう。運営さん頑張ってクレメンス
:楽しくなってきたぜ
配信は更に盛り上がっていく。




