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君に溺れるプール

「私もずっと心が寂しかったんだ」

と痛いほど気づかされたのは

あの子の「一人暮らしなんでね」

という儚い呟き


長い間従順的に続けてきた

当時好きで好きでしょうがなかった人に

誘導される遊びは

いつも結局私がひとりぼっちで


だけどあなたは

その瞬間一緒にいてくれた




遊ばれてもいい

騙されてもいい

と自身に言い聞かせたいくらい心地良い


慣れてそうだなぁ

周りの女性みんな夢中じゃん

と日々目にするあなたの周辺




でもあなただけは

一日のうち長い間隔も空けずに

私が紡ぐ言葉に耳を傾けてくれて


私が長年心血を注いできた作品を

自ら手に取りページをめくってくれて


可愛くも色っぽくもない私の声を

電話越しに聴くために

けっこうな時間を割いてくれた




寂しかった私の心に

あなたの優しさと色気が侵食して

分かっているのに導かれて


私たちは仮想空間でひとつになった

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― 新着の感想 ―
[一言] 女性、~~~~って感じ(*^^*) ようわからんけど、女性は。
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