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NAME:ゴブリン
LV:9→LV:13
HP:41/43
MP:9/27
攻撃力:38
守備力:37
素早さ:37
運:12
新スキル:『透明化』『ゴツゴツヘッド』
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ホワイトボーン共との戦闘が終わった。背水の陣での戦いの末、数でも総合戦闘力でも不利の中、僕1体でホワイトボーン5体を倒してしまった。
「ハァ、ハァ」
過呼吸気味だ。スキルもMPも足も腕も使い果たした。自分の全てを出し切った。足はガクガクで、腕も上がらない。スキルを酷使した結果だ。
「レベルは……4上がったか。これでレベルは13だ。新スキルは、『透明化』と『ゴツゴツヘッド』か。ふむ」
『透明化』スキルか。これは待ち望んでいた隠密系だ。
しかし、スキルを酷使した今、スキルは当分使えそうにない。使ったとして、数秒と保たずに解除されてしまうだろう。
「あー、ダメだ、動けない。少し休憩しよう」
僕は仰向けに倒れると、20分ほど気を失うように眠ってしまった。何の警戒もせずに無意識に眠ってしまった為、この間に敵モンスターが現れれば、僕はなすすべなく殺されていただろう。
しかし幸いなことに、その間敵モンスターは現れずに済んだ。
目覚めれば、状況は先程と何も変わらない。
『HP回復にんじん』が9本と、『錆びた長剣』が5本地面に落ちている。
「壁は……なくなってなかったか。チクショウ……」
突如出現したトラップとも思える通路分断の壁は、20分前と変わらずにそこにあった。
「今後の展望だが、まずはこの先の開けた部屋に出る。ホワイトボーンが部屋にいた場合、僕はそいつ、そいつらの行動を通路の影から観察しつつ、見つからずに別の通路へ行く機会を待つ。いなかった場合、すぐに別の通路へ移動し、別れてしまった仲間との合流を目指す」
それから僕は、召喚杖を通して第2階層を探索しているマヒスライムとガモスの様子を伺った。
「マヒスライムとガモスは、上手く立ち回ってくれているようだ。ホワイトボーンなどのモンスターと戦闘になった様子はない」
地面に落ちているにんじんと錆びた長剣に目を向ける。
「『HP回復にんじん』9本と『錆びた長剣』5本はどうするか。今のままだと、これらを抱えて動くのは無理だ。最悪にんじんだけでも持っていきたいが、手の感覚が麻痺している。くっそー、なんかアイテムポーチとかないのかよ。出ろ、『収納ボックス』、『アイテムポーチ』、『インベントリ』」
僕はいろいろ試してみるが、何も出てこなかった。
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