表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ニコタマ  作者: ぐっすり
1/3

第一話ー嗚呼、春の風、新生活始まります!-

ー2020年3月22日(日)の東京ー

とうとうこの時がやってきた。

急な海外転勤から丸3年、ようやく彼女の元に帰ってきたのだ。

俺、水無月拓馬27歳は、この春結婚します!

ーつんつんー

うん?誰だ、心の宣言を邪魔すのはっ!

ーぐいっー

「いたいって!」

俺の腕にぐいっと自分の腕を絡めてきたのは、一緒に帰国した姪のやよいである。

「たまちゃん、今わたしのこと忘れてたでしょ!3年も同棲していたのにどうゆうことっ!」

やよいは組んできた腕をさらに強めに引く。

「お、おいっ。そんなに強く引っ張るなって!」

「た、確かに。この河川敷を歩いていたら懐かしくて感慨に耽ったのは間違いないが、べ、別にやよいのことを忘れた訳ではないぞ!断じてないぞっ!」

「なぜ2回!?ますます怪しい~。それに同棲って言葉スルーしてるし!まさか向こうでの約束まで忘れた訳じゃないわよね!?」

「あ、ああ。覚えてるよ!あれだろ、日本に戻ったら遊びに行くって!でも、千葉ディスティニーランドに行きたいだなんて、まだまだやよいも子供だな、それに、向こうでも何回か行ってるだろ!?」

「た、確かにカリフォルニアでも行ったけど、あれはあれ、これはこれ!アトラクションだって全然違うんだから!」

やよいはそんなことを言いながら、更に体を寄せる。

「や、やよいさん、悪いけど、ちょっと近くないかな。む、胸があたってるいるんですけど!」

「だってわたしはまだまだ子供だから、胸があたったって問題ないでしょ!」

やよいはあかんべーをしながらこちらを見上げる。

うっ、やよいも成長したな~。可愛いじゃないかっ!ってコラー。3年ぶりに彼女に会うっていうのに、何を考えてるんだ!心の俺。何とか日本国憲法の前文を暗唱しながら我が息子を鎮める。政党に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために・・・。GH○の皆さん、ごめんなさい。Y首相ごめんなさい。俺が安定の呪文を唱えていると、やよいの一言で現実に引き戻された。

「たまちゃん、あれじゃない!?ーリバーサイドニコタマーって!?」

「そもそも国政はこくみんの・・・、ん?あーっ、あそこだよあそこっ!3年も経つと似たようなマンションが増えてるからなっ!やよい!よくわかったな!偉いぞっ、よしよし!」

俺はいつもの癖でやよいの頭を撫でた。

「たまちゃん、やめてってば、もう子供じゃないんだから。それに、好きでもない人に頭を撫でられたら嫌がる人もいるんだから、気を付けてよね!」

やよいは照れたように俯きながら、顔を真っ赤にして、腕を組んでいない左手をブンブン振った!

ーガラガラガラ、ピタッーキャリーバックの音が止まる。

そして二人の足は自然とマンションの前に止まり、桜の花びら舞う新居での新生活のスタートを確信した。


以前別の小説を同サイトで執筆しておりましたが、久しぶりに時間できたので書きました。

更新ペースはどんな感じになるか分かりませんが、1週間に1~2話ペースで書ければよいなと思っております。

ちなみに以前書いていた小説タイトルは「奴隷王とご主人様」です。アカウントなど忘れてしまい、未完となっておりますが、戦記物とおっぱいが好きな方は宜しければ(笑)。拙い文章ですが、最後までお読み頂きありがとう御座いました。、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ