「そとはない」の特殊設定
この物語の特殊な設定について。
・「シリーズ」
この物語では、ただただ魔法について書くことが面白くないので
シリーズという「特殊な系統」に属する事で能力を高めるという設定がある。
シリーズは基本重ねかけが出来ず、シリーズの本体マザーに恩恵を貰う事で属する。
本体は人に認知される事で能力を発揮する。そのため本体は国に1つしか存在できない。
確認されているシリーズは「0シリーズ」と「Kシリーズ」、「βシリーズ」である。
日本は「0シリーズ」を持っており、魔法自体はかなり浸透している。
・「ヒトと人間」
この物語では、「人間」をあまり考えない。
ここでいう「人間」とは、
「大した才能もなく、努力もしなく、人生の主役ではない人と人の間の者」の事を指す。
「ただの人間」に対して「ヒト」は、
「才能があり、努力もしている。人生の主役であり本能を失っていない者」の事を指す。
また、「ホムンクルス」という種が暴走し人と争っているため、
その平凡を強く表す人間という言葉が、ホムンクルスを想像させるため死語になった。
主人公がヒト、または人である者を優先として助けようとするのも、その歴史の影響を受けている。
・「最強の定義」
主人公は最強を目指しません。
最強は停滞期と考えており停滞し続ける者は努力をしていないと見なすため、
必然的に「人間」にあたり、主人公はそれを嫌います。
そのため主人公は最強になる事、または慢心して停滞する事を特に気をつかっています。
・「魔法と文明」
世界の学問などが「楽をするためのもの」というより、
「確定させるもの」「確定した先を見るもの」と考え、
必然的に「事象を改変する魔法」は、学問が発展しても発現する事は無く、
「シリーズの発生によって生まれたもの」と考える。
以上の特殊な舞台がある事を理解の上でお読みください。