はじまり
初投稿です…!批判してくれても大丈夫なので、とりあえず作品を見ていただけると嬉しいです!
―もしも怯えることなく、すべてを受け入れられるなら-
-もしも自分の最期が分かるのであれば-
その日も俺は夕方の風に吹かれて丘にいた。
小さい頃から慣れ親しんだ場所。何も考えず、目をつぶる。いつものようにここで淡いひとときを過ごしていた。
このままずっとこうしていられたら、、なんてな。そんな叶わない妄想だけを頭に思い浮かべていた。
「っってぇ」思わず声が出てしまった。じんわりと額に痛みが出てくる。どうやら何か頭に当たったらしい。目を開けるとそこには何も無かった。おかしいな。まあいいか。そう思いまた目を閉じた。
気づいたら辺りは闇に包まれていた。門限は過ぎている。「やばい、急がないと」体を起こし俺は家に向かった。
道中、交通事故に出くわしてしまった。そこには野次馬が集まり写真を撮っている。くだらねぇ、誰か助けてやれよ、思ったが実行に移せない自分に余計に腹が立った。
ひとつ気づいたことがある。そこにいるヤツ全員の頭の上に数字が見える。なんだこれ。自分でもよくわからなかったがそうとしか説明のしようがない。4165、8784、18843... 意味の無いただの数列なのか…?その数字が何を表しているのか俺にはわからなかった。
いかんいかん、考えてる暇はない。家に向かって走れ。息を切らしながら俺は家に着いた。
「ただいまー…」「おい、何時だと思ってるんだ、もう11時だ」「すみません…」こっぴどく叱られるものだと思っていたが、案外親父の説教は短かった。
逃げるように俺は自分の部屋に入り携帯を取り出した。
さっきの数字は何だったんだろう。そういえば親父の上にも数字がついていたな…たしか4000ほどだった。ていうかなんで数字なんか見えるようになったんだ?あの丘に行く時は全く見えなかったのに。
考えても分からないので俺は寝ることにした。目をつぶり、俺は眠りについた。




