第八十九話「プールが大騒ぎと角質と」
こんばんわ。
那祢です。
今回はプールの回。
いろんな種族があればいろんな事が起きる。
そんな日常です。
ではまた後書きで。
社会科見学。
『それは知識、経験を広げるために工場や旧遺跡などを見学する行事のこと。』
のはずだったのだが・・・・・
「あっ!プールだにゃ。・・・・・・水一杯にゃ」
そんなの見れば解る!
「すげぇ!うぉーたーすらいだーってやつもあるぞ!」
確かに凄いがテレビで見たっ!
「浸かっていると波で流されるらしい。海そのものだぞ!お嬢様の安全を!」
確かにあった。
昔からそのギミックあったから!
「飛び込み台ねぇー。上手にできるかしらねー。」
わかるよっ!
でもね、今はその時じゃない!
スポーツの練習もあるのか天井付で深いプールもある。
まさに現代社会のあらゆるものが詰め込まれてたプール。
ここはジルクブーム市の特大プールだ。
僕は泳ぐ前から疲れていた。
それは・・・・・
「私はまず、流れるプールで体を鍛えたいと思います。お嬢様は是非私と一緒に・・・・・」
「えー。プールぐらい一人で楽しみたいですわっ!まあいざとなれば私の力で・・・・・」
「お止めくださいませ!力を解放したらこのプールが・・・・!」
「またお父様に直してもらえば良いじゃない?」
「お嬢様っ!」
「ふふふ。冗談よ。」
・・・・・・
あちらで騒いでいるのはアルムファイムとメドサだ。
二人ともビキニを着ている。
自分家に戻る前に遊びに来たと言っていきなり僕たちと同伴してきた。
またってことは一度壊した事があるのだろう。
再びプールを壊すことは無いだろう・・・・・・
とは言い切れない!
しかも、関係者とばれれば出禁になるかもしれない。
なので・・・・・
僕はバレないよう離れる。
「ねぇ?彼女一緒に・・・・」
「・・・・石にするわよ?」
「ひいっ!」
「フンッ!静かに休めないものね。」
ナンパ相手に一言で沈める彼女。
日光浴をしている担任のミリュン先生だ。
ビキニを着ているから少しセクシーだ。
隣の人は口裂け女さんかな?
あちらも少しセクシーだ。
なぜ少しかって?
それは教えません。
僕は別の場所に移動した。
「水ん中で本当に遊んでるにゃ・・・バカだにゃ。体が冷えて風邪ひいちゃえにゃ!」
「あら?そうかしら?冷たくて気持ちいいですわ。ほらっ!」
「にゃ!!止めるにゃ!水かけないでにゃ!」
「おや?あなたの弱点はもしや水でしたか?いい年になって泳げないなんて!」
「お姉さま!それは言い過ぎです!」
「ファルスティーナ、貴女こそなんて姿なのかしら?ふふふふっ!」
「シャー!ファルスティーナ、アイツは敵にゃ!」
「お姉さまでも許しませんわ!」
「あら、やるの?ならば私も容赦しませんわ!」
「「絶壁に迎え撃つ!」」
「くー!あ・な・た・た・ちー!!もう、許しませんわ!!」
あちらで騒いでいるのはセオンとファルスティーナ
それとキサラギだ。
セオンは競泳水着。
キサラギはビキニにセパレート。
ファルスティーナは・・・・あれってたしかスクール水着だっけ?
各自、着ていた。
キサラギは猫の妖怪。
水の中が怖いのか浮き輪を胸と腕に着けている。
ファルスティーナ達は日傘を片手に話をしている。
さすがヴァンパイア姉妹だ。
レースクイーンも想像できるのだが。
胸が・・・・・
ー バシャッ! ー
顔面に水玉がヒット!
セオンだ。
「あら?ご免なさい。でも、貴方?一瞬でも私のスタイルの事、思いませんでしたか?」
「い、いや!してませんしてません!」
氷の瞳で僕を見つめるセオンに動揺した僕は言い訳をして誤魔化す。
「まあ、いいわ!まずは貴女達よ?」
「簡単にはまけません!キサラギさん!」
「わかったにゃ!セオン、私に水かけたのは許さんにゃ!」
バトルが始まった。
僕は・・・・・・・
一切、関わらないようにしよう。
そして・・・・・
「馬はダメなのか!うぉーたーすらいだーは!?」
「そうですね。その体ではうまく流れないので。」
「またケンタウロス差別か!あっ!俺の大きさか!大丈夫だ!前足後ろ足だって畳めるんだぞ!」
「いえ、そういう意味では・・・あと、大きい剣を持った方もお断りを・・・・・」
「剣をプールに持ってきてはいけない。書いてなかったが?」
「危険物の持ち込みをお断りしてまして・・・・・」
「何を言ってる!?私の剣は相棒だ!」
「ええっと・・・・何言ってるか分かりません。武装解除を・・・・・」
「「うう・・・・・」」
クロエとマリアンがスタッフと揉めていた。
マリアンは体格でクロエは武器で注意されている。
あっ!
ターニアルが後ろで謝っている。
ここは他人の不利で切り抜けて・・・・
僕は場所を移動した。
「スゴいわねー。スライムが彼処から飛んだらどうなるのかなー?」
「そうですね。理想は水の一滴みたいに波紋が出ると思いますが?」
「そう固いやつじゃなくー。水と油みたいにー。」
「分離する・・・・・気になりますね。」
「ならやってみるよー」
シャンメールとジュリー先生だ。
シャンメールはハイレグ。
ジュリー先生は水で作ったビキニを来ていた
どうやら先生、飛び込み台ずっと気になっていたらしい。
あ、移動した。
挑戦するようだ。
その結果・・・・・・
「あらー。分離しないで吸収しちゃったー。えへー。」
「せ、先生。さすがにそれは・・・・」
数十メートルの女性が出来上がった。
飛び込み用プールの水を半分吸収したようだ。
でも・・・・・・・
ー ぷるんっ! ー
先生の下乳が素晴らしいな。
シャーズなんて先生を拝んでいる。
あ、シャンメールもか!
「あらー。シャンメールちゃんー越しちゃったー。そうかー。今なら・・・・・」
「えっ?ちょっとジュリー先生っ!?いやっ!やめっ!?」
「おいでましー。」
ー ちゃぽん! ー
先生はシャンメールを持ち上げ体に取り込んだ。
頭だけ出ている。
美女イン美女だ。
「ふわあぁぁぁ!!?せ、先生っ!?いやっ!」
「気持ちいいでしょー?体の角質、採れるのよー?」
「採れるじゃなく取れるで・・・・イヤーっ!」
「隅々までキレイにしないとー。女の子でしょー?」
「だ、駄目っ!やめっ!」
その二人のやり取りを見ている僕達。
何だろう。
角質落としてるだけなのに・・・・
違う感じがする・・・・・
エッチだ。
普段真面目なシャンメールだからこそ見入るのか?
足元で二人を注意していた男のスタッフさんも止まっている。
鼻血を出す者も。
これは放置できないため注意することにした。
どう伝えればいいのか?
うーん・・・
あっ!
「こんなに角質でてー。」
「ま、まとめないでくださいっ!あと、出してください!」
注意してるがまだ先生に取り込まれているシャンメール。
「えー?まだ汚いよー?」
「はずかしいですっ!こんな所、アイツに見られたら・・・・・」
シャンメールはモジモジし始めた。
落ち着いた今しかない。
「先生達、何してるの?」
「あらー?ライローグ君?」
「ラララララ、ライローグッ!?なぜ君がっ!」
マイペースのジュリー先生。
それに対しシャンメールは大慌て。
そりゃそうだよね。
風紀の乱れを気にする君がこの状態なら。
「先生。」
「何かしらライローグ君ー?あなたも角質落とすー?」
「いえ、大丈夫です。毛皮も取れそうですから。」
「あらー?そんな下手ではないわよー?ほらおいでー。」
ジュリー先生が手を伸ばす。
その時だった。
「そういえば先程、キサラギを送り届けるためにぬらりひょん様がキタソウデスヨ?」
「えっ?」
「ぬらりひょん様がいるそうです。」
その一言でジュリー先生は体の水を直ぐにプールに戻し始めた。
たちまち小さくなるジュリー先生。
解放されたシャンメールはそっとプールサイドに横たわる。
そして、先生と二人プールサイドに座る。
ジュリー先生は回りを見渡して・・・
「あれー?ぬらりひょんさまー?いないー?」
「そうですね。まだ来てないかと。」
「あらー?良かったわー。ばれたら何をされるかわからなかったわー。」
「そうですか。」
「あらー?他人行儀ー?」
「何もしてませんから。」
「ふーん。ならあなたもこの事は内緒でお願いするわよー?先生との約束ー。約束破ったらー・・・・・」
目が怖い。
本気だ。
「大丈夫です。ジュリー先生、他の先生より話しやすく好きなんで。」
「いいこねー。じゃあこれあげるー。じゃあ、シャンメールちゃんを頼んだわよー。」
ジュリー先生は何かを渡しこの場を後にした。
横たわる少し湿ったシャンメール。
目を覚ますまでここにいるか。
僕は彼女に付き添うことにした。
その後、目を覚ましたシャンメールに感謝と同時にビンタされて気を失うことになる。
なに?
なぜそうなったか?
倒れている間にエロいことをしたから・・・・だと?
確かにあの山は気になったが・・・・・
紳士なのでそんなことはしてはいない。
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先程ジュリー先生に渡されたもの。
角質の団子を持っていたからだった。
てんやわんやのプールの回。
それぞれ楽しめたならいいような。
次回はおやすみ予定。
またよろしくお願いします。
那祢でした。




