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第八十七話「月日と社会科見学と?」

こんばんわ!

那祢です。

ごはんのケバブ美味でした!

さて今回は勇者の頑張りとイベントの話。

あのイベント。

小学校や中学の時いった覚えがあります。

何十年前・・・・・・

ではまたあとがきで。

カイルにアルムファイムとミリュン先生を。

ヤスベにはシャンメールとジュリー先生の情報をアドバイスをしてから四ヶ月。

二人は彼女らとかなり進展していた。

まずはカイルの状況を。

アルムファイムには僕がメドサと仲良く・・・・・付き合う努力をすればカイルと少しずつ進展させると要望が。

メドサに頑張って毎日声をかけるのだが・・・・


「五月蝿い!だまれっ!」

「お嬢様が汚れるっ!」

「狐臭い!」


と言われ続けている。

最近は


「・・・・・・・何しに来た?いらん!帰れ。」

「またお前か。お嬢様に必要ない。去れ。」

「・・・・・ヒョロいな。ごはん食べてるのか?まあ、関係ないな。」


等と怒鳴られなくなったがほぼ門前払いだ。

アルムファイムは仲良くなってると言うんだがどう見たら仲良くなってるといえるのか?

ミリュン先生はカイルの事を少し特別視してきたようだ。

何故わかるって?


「ではここを・・・カイルくん!」


ほらね。

また指名した。

授業でミリュン先生はカイルを何回も指名する。

一部の生徒はバレバレと言ってるけどね。


「流石!勉強してきたのね!うんっ!」


先生、その反応はバレますよ。

放課後勉強を一緒にしたりしてるらしいし。

このまま付き合えばアルムファイムの任務を受けなくてすむのにな。


ヤスベは・・・・・

シャンメールと仲良くなってきた。

たまにポケットに入って一緒に登校している。


「ヤスベ君は内気だけどやるときはやるの!素敵だと思わない?」

「風紀委員の仕事手伝ってもらいましたの!一般生徒の高さにポスターを貼る仕事なんだけど。貴方は手伝いませんよね。」

「朝の挨拶運動に来てもらいましたのよ!貴方は朝早く起きることなど絶対に出来ませんわ!」


とよくヤスベと比較対象に出されるのだけど、それが毎回だとさすがにイラっとします。

手伝ったりやって欲しいならば言えばいい!

あっ。

だから今、言ってるのか。

反省しないと。


あと、ジュリー先生ともそつなく仲良くしているみたい。

悩みごとを聞いてもらったり甘えたりしているそうだ。

まあ、見てないからわからないけど。

なら何故知ってる?

何処からの情報か?

えーっと、ジュリー先生本人からです。

あれから仲良くなって意見交換などしています。


「またきたのー?話でもするー?」

「ヤスベ君はーちょっとさわりすぎだよねー。」

「悪いス○イムじゃないよー!似てたー?ふふふー。」


優しくてほんわかしてこの世界で一番癒される。

ヤスベがいない隙に足を運ぶのは大変だけどね。

まあそんな感じで仲良くなっているそうだ。

無事婚約させないと・・・・・

そう思っていると・・・・・


「はい!ライローグ!・・・・くん。何か意見でも!?」


委員長に目をつけられる。

何も言ってないんだけどなー。

クラスの皆から注目を受ける

今、何をしてるかって?

社会科見学の話し合い。

今までなかったけど今回は社会見学をしろとぬらりひょん様からお達しがあったそうだ。

そのため行き場を話し合うことになった。

で委員長が教壇に立ち話し合いが始まった。

彼は委員長の刑部狸のムツキ。

狸のため狐の僕を目の敵にしているのだ。

僕は君なんて全く興味無いのに。


「アウトオブ○中!」


昔のアニメで誰かが言ってた気がする。

全開バトルで走る車の・・・・・・

まあ、話を戻そう。

僕は何事もなく勇者二人を幸せにして早くクリアーしたい。

ここでもめて無駄になるだけのバトルなんてしたくない。

僕は椅子から立ち上がる。

そして適当に思い当たる見学場所を答えることにした。


「魔族領にあるお城を見学して伝説の秘宝を・・・・」

「却下!」

「漁師を密着で大海原に・・・・・」

「お前が船の上で大人しくなどするか!」

「海の家でお手伝いを・・・・」

「水着の女の子見たいだけだろ!」

「ならば・・・・・・」

「もういい!座れ!」

「まだ言ってませんが!!」

「聞いても意味ないからな!駄目狐め!」

「そう言うなら最後まで聞いてから言えっ!この我が儘狸!」

「「ぐーっ!!!」」


僕たちは睨み合う。

因縁。

絶対に仲良くなれない。

そう思っていると


「そこ!喧嘩しませんの!」


ピシャリと遮る声が上から聞こえる。

シャンメールだ。

副委員長をしている。

皆が委員長に抜擢したけど風紀委員があるから副になったのだ。


「ムツキさん、ライローグ君が色々案を出したのですから全てを否定するのは良くないですわ。」

「むうっ。」

「で、ライローグ君はこうしたいとかこれを見たら勉強になるとか具体的に言いませんと。」

「うぐぅ。」


二人は黙る。

確かに・・・・・・

ならば何処を見に行けば・・・・・

すると最近見た新聞記事を思い出した。

大都市で新たに亜人のお店が出来たって。


「大都市のドワーフが経営している大鍛冶屋を見学するとか?」


と提案する。

暑いから嫌か?

そう思っていると・・・・


「良い考えにゃん!バグナグほしかったにゃん!」


大喜びのキサラギや


「最近出来たばっかのとこだよね!」

「わたしも気になっていた!新しい杖、売ってるかな!」

「武器の作り方や防具の鍛え方がわかるのは確かに勉強になる。」

「駄目ぎつねの癖にいい案だしたな。」

「変な所行くよりは断然良い。」


など盛り上がる。


「ごほんっ!」


ムツキがわざとらしい咳払いをする。

皆が集中して注目した。

そして彼の口からは・・・・・


「わ、悪くない意見だ。誰か他に案は?無いならこれにするが・・・・・・」


回りを確認しながら言う。

多分彼も行きたかったのだろう。

そして・・・・・・


「癪だがライローグの意見。『大都市のドワーフ大鍛冶屋』に決定する。意義はないな?」

「ドワーフは早朝から仕事が始まると聞きますわ。朝早く見学しに行きますよね?もし見学時間余ったらどうするのですか?」


またまた頭上から声がする。

シャンメールだ。

だが・・・・・


「場所は大都市だ。色々お店や夏だしプールもある。そこで時間を潰せば良いだろう。皆はどうだ?」


ムツキはこう答えた。

名案のため皆は歓喜をあげている。

ムツキめ!

評価をあげているな!

しかも、しっかり僕の意見を踏まえている。

嫌いだけど悪い奴ではないんだよな。

僕は嬉しいような少し恥ずかしいような・・・

苦虫を噛むような顔でその話し合いが終わるまで聞いていた。


・・・・・・

「と情報を仕入れてきました。」

「ふーん。他のクラスはこうなってるのね。なら私たちも考えて・・・・」

「でもそんなことしなくても・・・・・」

「甘いわ!貴方のためよ!」

「で、ですが・・・・・」


その裏で策略をたてる者がいることに気がつかないライローグ達であった。

何故社会科見学したのか?

不明です。

海の回を作ろうと考えたんですが・・・・・

たしかこの世界のマップに海を作ってなかったことに気がつきまして。

遠出するならあるのですが。

水路ならあるん・・・・・・

ではまた次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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