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第五十一話「しつこい男と銭湯」

こんばんわ。

那祢です。

今回はモブ作業。

主人公のお仕事は?

またあとがきで。

ルン・ヒロム。

彼女はドワーフと言う種族だ。

炭鉱で鉱石をとったり剣や防具を作る。

物作りのプロフェッショナリスト。

そう考えてもらえばいい。

性格は寡黙であまり話さない。

小さい体で喋らないのでたまに壁すみに追いやられたり踏まれたりもするが頑丈が取り柄らしい。

皮膚や筋肉が硬いのか一度気になり頬をつついたりおしりを触ってみたが柔らかかった。

その後・・・・・・・・・


「・・・・・・・・・・そこ、触っちゃだめ。」


と怒られ筋肉強化した彼女に大型ハンマーで殴られるのをかわすことになる。

某アニメのように。

えっ?

プリプリで最高でしたよ?

まあ、ルンは優しいのですぐに許してくれるからな。

ルンはね。

そう言うことをしたら必ず怖い事が起きるものだ。

それは、クロエとターニアルだ。

彼女はいつも三人でいる。


細身の剣士、クロエ・ヴィンサンド。

彼女はヴィンサンド家のお嬢様。

勝ち気性格でルールなど破ると委員長より怖い。

勇者を目指していたが女性ではなれない事を最近知った。

そのため、この学校では騎士として特訓をしているそうだ。

しかも衝撃波を飛ばせる様になったと言っていた。

ちなみにルンの事を可愛がっており、よく教室で抱きついている。

まるでぬいぐるみ扱いだ。


ターニアル。

トラウマから魔法を封印しているエルフ。

性格は消極的。

自分からの考えや発言は控えている。

自分のせいにされたくないのだろう。

儚さではクラスの守りたいランキング上位にはいる。

教室では制服を来ているが部屋着はエルフ特有の布を着ていり。

森に入るとたまにその姿が見られるが・・・・

ちなみに彼女やルンにちょっかいを出すと銀の弓矢で撃ち抜かれます。

命中率はほぼ百パーセント。

下手すれば絶命です。


キサラギ。

バケネコの陽キャラ。

クラスのムードメーカかつトラブルメーカー。

歩く放送局とまで言われている。

目立つ事が好きだがそれは自分がここにいる存在をだと確かめているようだ。

素直になれないはりきり猫。

俺とは昔からの知り合いでよく遊んでいた。

大きくなるにつれて距離を感じていくようになったが。

人から猫の姿になるときは何処かのアニメみたいになるのが見物。


パタンとメモ帳を閉じる。


「これでいいのかな?」

「ああ、バッチリさ!これで彼女は僕に落ちたね!」


僕は情報をヤスベに伝えると満足そうに親指を上げた。

あれからしつこく付きまとわれお昼休みの学食でもくっついてきたのだ。

セオンやファルスティーナ、マリアンと食べていたのに。


「で、彼女らは?」

「婚約者です。」

「愛人です。」

「妾です。」


三人口々に言う。

なんでみんな妻ではないのか?

そう思っていたら・・・・


「話し合って決めました。一番は誰かを。そうしたら無駄に争うより簡単な事を見つけましたの。ねぇファルスティーナ。」


満面な笑みのセオン。

この顔は自分の提案で納得している顔だ。


「取り合いより共有する。お姉さまが決めたので文句は言いませんわ。」


言われたファルスティーナ。

うなずいて納得している。


「私はケンタウロス。群れに入るのは得意だ。」


マリアンさん?

それはちがうのでは?

群れじゃないから!


「おやー。皆さん彼女って事ですね?」

「だからヤスベ、彼女とかでなく・・・・」


良いわけをしようとした僕の言葉を遮るように


「「「妻だ!」」」


圧が強くことわれないだろう。

覗き込むヤスベに僕はうなずくのであった。

察してくれたのかそのまま僕は彼女達に連れ去られる。

手を降るヤスベ。

その笑顔は何を考えているのか。

解らないままわかれるのであった。


そして夜。

それまでカイルとヤスベにアドバイスをしていたがさすがに二人は辛い。

カイルはターニアル狙い。

ヤスベはルンを狙うことになった。

クロエとキサラギは?

性格きついから嫌だってさ。

あいつ等だって可愛いところあるのに。

お風呂の支度ができたのでお風呂に向かう。

お風呂は男子寮、女子寮の中心にある。

そのためその渡り廊下に番台さんが待機していて女子男子のふれあいを作らないようにしているとかしてないとか。


「お疲れ様です。」

「あら、ライローグちゃん。いらっしゃい。」


いつものおばちゃんだ。

顔は覚えられている。

昔、覗きをしようとして捕まりお説教を八時間されたことが記憶に残っていた。

ライローグ、お前は。


「ライローグちゃん。のぞきはダメよ。」

「大丈夫です。もうお説教はこりごりだから。」

「うんっ!それでいいのよ!さあ入って。」

「はーい。」


そう伝えお風呂に入った。

中はほぼ銭湯だ。

巨人族や校長たちもつかうのでかなり大きくなっている。

一種のテーマパークランクだ。

ゆったり出来るからいいんだよな。

裸にタオル。

その姿で内扉を開けた。


ー もわりっ! ー


湯煙がすごく見辛い。

おや?

先客がいるぞ?

近づく僕は次の瞬間固まった。


「えっ!」

「ひゃっ!!!!」


そこに女性がいたからだ。

残念ながら服を着ていたが。


「な、なぜこんな所に女性が?」

「きゃー!全裸の男!!!」


ー カコーン! ー


次の瞬間ブラックアウトする。

普通は逆なのでは?

桶が顔に当たり気を失うのであった。

ラッキースケベって逆だと萌えませんね。

書いていて気がつきました。

ヤスベに情報を流した主人公。

彼の考えとは?

また次回もよろしくお願いします。

那祢でした。

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