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第百四十八話「僕の名前は・・・・・君の名前は」

こんばんわ。

那祢です。

本日の話は・・・・・・

主人公解明、ほかです。

内容言えませんので読んでください。

またあとがきで。

創造主二人の行動で世界が壊れた。

僕が結論付けたのはこれだ。

多分だがこの世界を作ったのは横にいるこいつ。

シュウなんだろう。

頭をポンポン叩く。

嫌そうな顔して振り払う。

回りの目が冷たい。

言い争いしてたんだっけ?

でシュウがこの世界に何故か入り込んで・・・・・・


- ズキン! -


頭が再び痛くなった。

頭痛。

これが起きるということは何らか思い出そうとしているのだ。

そうこの世界の答えを。

思い出せ!

僕はシュウを連れて逃げていたのか?

そして彼女が自ら作った世界でハッピーエンドを行おうとしているのか?

何で・・・・・・・


- ズキンズキンズキン!!!!! -

「アガaaaaaaaっ!!!!!」


限界の痛みが押し寄せる。

金槌で叩かれてる感覚だ。

さすがの僕も意識を失いそうになる。

前に倒れそうになる


「あぶないっ!」

- むにゅっ! -


柔らかなものが顔全体に・・・・・・

メドサだった。

メドサが僕を抱きしめていたのだ。


「大丈夫か!?」

「ライローグ!?」


先ほどまで口論していた者とは思えない二人。

口論をやめやって来た。

ああ・・・・そうだった。

そうだったんだ!!!!

僕はがばっと起き上が・・・れない?

メドサががっしりと僕の頭をキャッチしていたからだ。


「むぐっ!動けない。ちょっと!」

「こらっ!動かないの!安静にしなさい!」


メドサの力は強い。

僕だって力強いさ。

でもさ・・・・あるじゃない?

好きな人の胸で眠りたいってっさ。

幸せを感じて・・・・・・

ふぐ!!!!

どうやら抱きしめてるのが気に入らなかったシュウとヒビキがメドサから僕を放そうとしている。

でもメドサは放さない。

さらに力がかかる。


「うぎゅ!」


息苦しくなってきた。

これではあなたの腕で眠りたい『物理的』になってしまう!

タップ!タップ!

放してくれない!!!

そうか!

女の子はあまりプロレス見ないか!!!

見ているのは有〇さんだけ・・・・あれ?

いしきがとんでいきそう・・・・

ああてがいたいぞ・・・・

あしが・・・・


「「「ごめんなさい」」」

「まったくもう!」


目を覚ました僕。

それに謝る三人。

良かったねー。

近くにろくろ首の梅姉さんがいた。

彼女は日頃の鬱憤で上級回復魔法を憶えていたらしい。

どうなったかって?

そう僕の体は破壊をされていたのだ。

それと危うく複雑粉砕するところだったらしい。

現創造主で力のメドサ。

旧創造主の技のシュウ。

そして永遠の創造主破壊のヒビキ。

僕の体は三人の力で手や首があらぬ方向へ向いてあと少しでちぎれかかっていた・・・らしい。

惨上を見た周りの生徒達は悲鳴を上げたり腰を抜かして座り込んだりして大騒ぎになる。

まあ目の前にほぼ○○があれば女の子たちは耐えれないだろう。

その中・・・・・


「黙りなさい。」


再び聞こえる冷淡なヒビキの一言。

その声を聴いた生徒はその場で座り込んで皆、お口チャックの代わりに両手で口、または顔を抑えている。

彼女達に抵抗するものがいるかと少し不安だったが僕の○○を見ていたためこの三人に意見を言うものは誰一人いなかった。

三人は話し出す。


「ライローグって無敵なのね。」

「ンなわけない。死んでいるんだから。」


冗談で言ってくるシュウにすぐ突っ込みを入れる。


「安全第一ですわ!」


ヒビキが頬にてお当てて言う。

やっちゃって何を言うのか!

その言葉には冷たい視線で返す。

横向いてとぼけた。


「わ、私はさ。久しぶりに会えたのでうれしくて・・・・ごめん。」

「素直に謝れてお利巧だ。」


そう言ってメドサを撫でる。


「メドサひいきだ!」

「私だってな。謝ろうとすれば謝れるんだからな!」


そんな二人は怒る。

まあいい。


「さて話を戻すか。今さっきの頭痛で僕の忘れていた記憶をすべて思い出したんだ!」

「忘れていた記憶―?」


ヒビキが首をかしげる。

同じくメドサも周りの者達も。

シュウだけは浮かない顔をしている。

そうだよな。

だって・・・・・・・

僕は話し出す。


「僕の本名は獅々田忠頼。探偵を職業としている。」


まず基本。

自己紹介をする。

それは大事だ。


「探偵?」

「でも彼ってライローグですわよね?」

「情報屋の狐じゃないの?」


学生たちがどよめく。

まあ、そこまでは想像していた


「まあこの世界では名前が変わるらしい。で僕が依頼された仕事。まあ探偵には極秘操作と言うものがあるんだけど。まあいいか。で依頼されたことを思い出した。それは・・・・・・『謎の仮死状態になった者たちの情報を調べて救う方法を考えてくれ。』てさ。」

「謎の仮死状態?」

「救う?」


まだわかっていないようだ。

一人はわかっているようだ。


「で・・・・シュウ。言っていいかい?」


僕はシュウに確認する。


「・・・・うん。」


いつもの明るいシュウだが意気消沈している。

そうだよな。

だって・・・・・


「先になんでこの世界があるかと言うことを説明したい。この世界は恋×戀モンスターラバァーズと言う世界なのは聞いたことがあると思う。」


一同頷く。

噂とかで聞いたのかな?

マリアンだけわかっていない顔だが続ける。


「そのゲーム製作段階にあるスタッフ・・・・まあ社員が一つのミスを起してしまった。」

「ミスを・・・・?」


シャンメールが顎に手を当て首をかしげている。

おおきいけどかわいいな!


「制作に使用していたパソコンを・・・落下、まあ落としてしまったんだ。そしてそれが原因で会社で爆発が起きてしまった。」

「まあ、私はその世界を作るためのAIだからね。」


ヒビキは自慢気を胸を張る。


「うん。でね、その爆発に巻き込まれたものが二人いたんだ。」

「パソコン・・・・何か聞いたフレーズですわ・・・・」

「爆発?この世界に?」


首をかしげるものたち多数。

その者は知ってるだろう。

たぶん思い出せないだけ。

いや、思い出したくないだけ。


「・・・・・それで爆発に巻き込まれた彼女たちは今ね、病院で植物人間状態になっているんだ。」

「えっ!!!!」


シュウが驚く。

多分自分が亡くなったと思っているから。


「そう彼女達の名前・・・・言ってもいいかな?」

「うん・・・・・」


シュウは返事をする。

もう一人を見る。

そうもう一人は・・・・・・


「わ、わたし?」


メドサだ。

そう彼女たちだ。


「シュウこと袖木音姫、メドサこと蛇川芽衣佳だ。」


その言葉にメドサは頭を抱えて痛み出す。

シュウは痛がらない。

そうだよな。

多分全部知っていたのだろう。


「うわあああああああああああああああああああ!」


僕は優しくメドサの頭を両手で包む。

痛いよねそれ。

でも思い出してほしいんだ。

これが・・・・・・・この世界の脱出のカギになると思うから。

僕は優しく抱きしめるのであった。

ラブドラマみたいに。




「「「「いいなー。」」」」


そうつぶやくものも数人いた。

爆発事故に巻き込まれた二人。

まだ生きているとは?

ではこの世界は?

また次回もよろしくお願いいたします。

那祢でした。

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