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第11話 ★ 早速の仕事 ★ ③

koimayuです。


ストーリーが現実では、絶対に有り得なくなってきています。


その分、興味を持っていただけると思います。


小説をよりよくするため、感想を書いていただければ幸いです。


また評価もお願いします。


それでは、第11話 ★ 早速の仕事 ★ ③ です。






『廊下は走るな』


現代の学校ではよく見かけられる標語。


この高校もその文字が書かれた紙が階こどに少なくとも一枚は貼られている。


が、走るときは急いでいるときなので残念ながら目に入らない。


もっともそういう次元の話でもないだろうが。


そのままトップスピードで『姫の間』の前に到着する。


車だったら間違いなくキキーッという耳をつんざくような急ブレーキをかけて姫の間に到着。


「失礼し「「「「「開けるな(いでください)!!」」」」」」」


重なってきたセリフがどういう意味か、どういう行動をとるべきか。


走ってきた影響で酸素が欠乏していた。


そして、すべてが後手に回った。


扉を開いたその先の空間には、男子なら卒倒するような光景が広がっていた。


先輩、はるか先輩、れいちゃん、そしてなぜかの下着姿が俺の眼中にきっちりと映される。


天国だ~♪


ふと脳裏にそんな文字がぎったとき、カチャカチガシャンという音がする。


そこにはマシンガンを持った女の子たち……え!?マシンガン!!MACHINE GUN!!


「堂々と見るなんて良い度胸ね♥」by真由美

「大胆すぎですわ~♥」by沙耶先輩

「彰人くんがそんな人だったなんて!?」by遥先輩

「……変態!!」by美鈴ちゃん

「やりすぎでしょ!!」byなぜか芽衣


てー!!!!」


パパパパパパパパパパパパパパパパパパパ……






「まったく油断も隙も無いんだから」


体操服に着替え終わった生徒会メンバーは自席に戻っている。


ちなみに先ほどのマシンガン、もちろん本物ではない。


本物だったら俺の肉片も残っていない。


しかしながら、五人の女の子の容赦はまったくなかった。


前方五つの方向からBB弾が一秒間に何発も俺に当たる。


慌てて顔をカバー、なれどそこ以外被弾。


十数秒間撃たれ続けてやっと終わったかと思って顔を上げて腰を上げる。


するとなぜか後方からカチッという音が聞こえる。


そのあとは何があったか想像がつくだろう。


一つ言っておくとしたら、後ろに回りこんでいたのは真由美だった。

 

「昼休みの後半は着替えているから入るなって聞かなかったの!?まさかそれを聞いたから……」


「違う違う。断じてそんなことはない。そもそも着替えの件はまったく聞いてない」


真由美の激しい追及に必死に抗議する。


さすがにもうマシンガンはりである。


「……そう、嘘じゃないわね」


俺はコクコクと頷く。


真由美はそれを確認すると、一番奥の会長席に戻る。


「さて、今から行われるのは生徒会の初仕事よ。みんな気合を入れなさい」


何のために気合が必要なんだろう……。


「それじゃあ、沙耶。流れを説明して」


真由美が沙耶さんに促す。


「わかりました会長」


そう言って沙耶さんはその場で紙の資料を片手に立ち上がる。


「身体測定は主に七項目で、身長、体重、座高、視力、聴力、心電図、理事長です」


不思議な単語が最後に付加されていたことに気づく。


「沙耶さん?」


「はい、彰人く~ん」


「理事長が直々にしてくれるそうです」


「あの、何を……」


「さあ、私も存じ上げていないんです」


もう嫌な感じしかしなかった。


「そしてこれらの項目に先生方と分割して担当することになります。まず、会長は心電図、遥さんは体重、美麗ちゃんは座高、芽衣さんは視力、彰人くんは身長、そして私は視力をそれぞれ担当してください」


みんなは頷く。


「また当然ですが、各担当の先生方がいます。その指示に従って行動してください」



沙耶さんは説明し終えたので着席する。


「では、時間まであと少しですからそれぞれの持ち場へ行きなさい」


真由美独特の命令口調で解散が告げられる。


俺もさあ行こうかと腰を上げると真由美が長髪をなびかせながら近付いてきた。


嫌な予感がした。


が、予感は外された。


「彰人、生徒会の初仕事で緊張してるかもしれないけど、頑張りなさい。これからもっと大変な仕事が待ち受けているのだから」


そう言って真由美は姫の間から出ていった。


ってか俺、どんな仕事させられるんだ?


俺はお先が真っ暗になったように感じた。


だが、この時俺はそれがまだまだ先のことだと考えていた。


それがとんでもない解釈の間違いだったことに気付くのはそう遠くはなかった。






……だから生徒会なんて入りたくなかったのに。






次話投稿は5月6日午後11時までを予定していますが、正確な時刻はわかりません。


なので、お気に入り登録をしていただくことをお勧めします。






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