着替えの時
お城についた私はフランに連れられて大きな部屋にやってきた。
そこには、たくさんのメイドさんとドレスが並んでいた。
メイド喫茶ですかここは好きな人は好きですよねメイドさん。
それに、みんな綺麗だし是非とも仲良くなりたいものですね。
女王と会う時間を作るよりも彼女たちと仲良くなるように時間を作ってもらいたいものですね。
なんて、私が考えてると急にフランが話しかけてきた。
「さて、涼はドレスで好きな色や形とか あるの?あるなら言ってちょうだい」
いったいなんの話だ。そう言えば女王に会う前に着替えるとかいっていたよね。
それにしてもドレスなんて無理だ、そもそもスカートが嫌いなのだから。
向こうの世界で通っていた学校の制服だって無理やりズボンに代えさせたぐらいなのだから。
こういう時は家に権力があって良かったなと思うよ。
「いや、そもそもスカートみたいな、ドレスなんて無理。着るならあの人みたいなのがいい」
そう言って私はドアの近くに立っている人を指差した。その人は何故かびっくりしていたけど。
「なに言ってんのよそんなの無理に決まってるでしょ !!」
「なら私はこのままでいい。ぜったいあんなの着ないからね」
なんなのよ、女の子ならこんなキラキラしたドレスに憧れたりするもんじゃないの。まぁ私も興味ないんだけど。さて、どうしたものかね。
「あの、フラン様どうしましょうか?」
「そうね、さすがにあのままというのはいけないからとりあえず近衛の正装一式を用意して。時間がないからいそいで」
「わかりました。」
メイドが一礼して去っていった。
「涼、とりあえず近衛の正装一式を揃えてもらってるからそれに着替えなさい。まったくわがまま言って困らせないで欲しいわ」
「人にはそれぜれ好みがあるんだからしかたがないでしょ」
まったく、私が悪いみたいに言わないで欲しいよ。