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みんなと再会

二人でケーキを食べていると窓を叩く音に気がついた。


背中にブリザードを背負っているようなミーシャがいた。


これはかなりのご立腹だ。どうするどうするここはどう切り抜けたらいいんだ。誰か教えてください。


「素直に謝ったらいいでしょう。下手にごまかそうなんてしないの」


「うぅ~、わかってるけど、ミーシャのあの笑顔が怖いよ」


そう、ミーシャは笑顔で怒るのだからかなり怖い。


「まぁ、確かにそうね。それでもとりあえずは謝ることね、それしかないわよ」


「そうだよね、そうするしかないよね」


しばらくして、ミーシャたちがなかに入ってきた。


「涼、探しましたよ何もなくてよかったです」


「ごめんね。すぐに城にでも戻ればよかったんだろうけどちょっとした好奇心に負けてしまいました」


「いいんですよ、涼が無事なら♪」


「ありがとう♪


一緒にケーキでも食べよう。ここの美味しいらしいよ♪」


そうして、みんなでケーキを食べることにした。


「涼どうせ、可愛い子でもいて追いかけてたんだろう」


「何を言ってるのジャスは失礼だな」


横はみたくない、いっきに温度が下がったようなきがした。


「涼」


ただ名前を呼ばれただけなのにこんな寒気がするなんて。


「涼」


「はい、何でしょうか?」


「どうして迷子になったか詳しく説明してくれませんか」


さっきは無事ならべつにいいって言ってくれてたのにな。


「えっと、それはその、何ででしょうかね?」


「涼」


「ごめんなさい、確かに可愛い子に目がいってみんなとはぐれてしまいました」


そう言うとミーシャは深いため息をついた。


「もう、気を付けてくださいよ。涼が強いのはわかってますけどまだまだ不安が尽きないんですから」


「わかった、ちゃんと覚えておきます」


そう言ってまたみんなでケーキをたべだした。


初めての外出は終わった。

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