武器探しの時パート2
ミーシャと二人で宝物庫にやってきた。なかにはいるとみたことがないように宝石やら剣や盾など金銀財宝が山のように並べられていた。
「ここには各国からの贈り物や発掘で発見されたものなどがほかんされているんです。
すべて価値がありすぎるもので盗まれてもお金にするのは難しいものばかりだからなかなか狙われることがないんですよ。」
そうだろうね、こんなに凄いもの換金しようとしたらすぐに怪しまれるだろうからね。
「このなかにある剣のなかに勇者に関係あるものがたしかあったんですよね。
ちょっと探してきますから涼はいろいろみていてください」
「わかった。このへんフラフラしてるね♪」
こんなにものがあるんだから退屈はしなさそうだ。
しばらくしてからだろうか奇妙な声が聞こえてるんだけど気のせいだよね。
(ねぇ、私の声が聞こえないの?
あなた、勇者よね。楓の匂いににてる。)
「声は聞こえてますよ。でも、どこにいるんですか?姿みせてもらえませんかね。」
(すがたなら見せてるのに。あなたの前にある白い剣が私の本体よ。
私に触って私を呼んで、私の名前はスノウよ。
やっと会えた私を必要とする人に、私の存在を認めてくれる人に。)
なんかよくわからないけどとりあえず手にとってみますか。
「それじゃ、ちょっと触らせてもらいますよ」
そう言って私は、棚におかれている白い剣を手にとってスノウと名前を読んでみた。
そうすると剣が発光し一人の綺麗な女の人が現れた。
改めて思うんだけどこの国って美女が多いよな。
「涼、その人はいったいどなたなのですか?」
余計なことを考えてると奥にいっていたミーシャに名前を呼ばれた。