夕食の時
私たちが食堂につくともうみんな揃っていてすぐに食事にすることになった。
「涼、今日の魔術の練習はどうでしたか?」
「なんとか、もう使えるようになったよ♪」
「えっ、もう魔力がコントロールできたんですか。」
「うん。だいたいはね。まだ小さなコントロールまではできないけどなんとか使いこなせてるよ」
さすが、勇者に選ばれるだけのことはあるってことでしょうか。
数ヶ月先に始めたステフでも、まだまだ魔力のコントロールができていないのに。
「それなら、明日からは剣術の稽古にはいろうか?」
急に、ジャスが話に入ってきた。
「えぇ~、剣術は苦手なんですけど。」
「それなら、やはり練習が必要だな涼にあう剣も探さないといけないし、明日朝食が終わったら武器庫の前に集合だ。
ミーシャ明日は予定が空いてるんだろ?涼の案内まかせていいか?」
なんか知らないうちに話がすすんでミーシャも了解の返事を返した。
「涼、剣術の稽古が終われば少し自由時間をもらって街にお買い物に行きましょう。
涼の服なんかも買いたいですしね。
だから、明日まで稽古頑張ってくださいね!」
こんなに応援されるならしかたがないな、明日も頑張っていきましょうかね。
明日の予定も決めて食事もすんだので自分の部屋に戻ることにした。
部屋に戻るとメイドさんがお風呂の準備をしてくれてゆっくりと体をやすめることにした。
よほど疲れていたのかお風呂から上がりベットに入るとすぐに瞼が落ちてきてそのまま深い眠りについた。