魔術の修行の時
朝食を食べてまた自分の部屋にいき フランのところで修行するために動きやすい服を用意してもらって着替えた。
着替えてちょっとゆっくりしていたらステフが呼びに来てくれて二人でフランが住んでいる森に行った。
森の広場に一軒家がありそこがフランが住んでいる家だという。
家の前につきステフがノックすると綺麗なメイドさんが迎えてくれた。
「いらっしゃいませ。只今、フラン様は準備をしているところですのでしばらく中でお待ちください」
「わかった」
そう言ってステフがなかにはいって行くので私は、慌ててついていった。
席に座るとすぐにさっきのメイドさんがお茶を入れてもってきてくれた。
「あっ、どうもありがとうこざいます」
「いえ、仕事ですので。」
そう言ってメイドさんはフランの手伝いがあるといって部屋をでていった。
「シスは恥ずかしがりやでちょっと初対面の人にはあんな態度になるんだよね!
でも、べつに涼のことが嫌いとかそんなのではないから大丈夫だからね!」
「そうなんだ、それならいいんだけど。」
しばらくまっていたら眠たそうな顔をしてフランがやってきた。
「おはようございます。
フラン先生、今日はお母様から聞いていると思いますが涼に魔術の基礎から教えてほしいとのことで連れてきました。」
「あぁ~そういうばそういう通達来たね。めんどくさいわね。
よしっ、ビシビシいくから早く覚えて早く終わらせるわよ♪」
「どうか、お手柔らかにお願いしますよ」
今までに魔術とは無縁な世界で過ごしてきたからね。ちゃんと使えるようになるかな。
「まっ、でもその前に朝食よ!
シス、ご飯にして♪」
「えっ、まだ食べてなかったの?
食べてから呼んでくれたらよかったのに」
「涼、私は、ちゃんとフラン先生のいった通りの時間に来たんだからね!」
ちょっと、ステフがフランを睨んでいた。
「悪いわね♪昨日ちょっと夜更かししちゃってね。
まっ、すぐ食べちゃうからちょっと待ってて!」
まったく、夜更かしなんて美容によくないんだからいけないんだよ。
早食いだって体に悪いしダメだなぁフランは。
とりあえずフランの朝食が終わるまで昨日のパーティーの話やシスと仲良くなるために話したりして時間潰しをした。




