朝食の時
食堂のドアを開けるとみんなすでに席についていた。
待たせちゃったかな。
「すいません、遅くなりました。」
「よく寝れたのでしょ?
それは、いいことよ。昨日は初めてだらけで疲れてしまったのでしょ。」
女王は笑顔で答えてくれた。
「涼、席についてご飯をたべましょう?」
「うん、わかった。」
私は、自分に用意された席に座って食事を始めた。
しばらく静かに食べていると女王が話しかけてきた。
「涼、もしかして昨夜に楓にあったの?
もう、魔力がでてるみたいだし、会ってもう魔力をもらったみたいね♪」
「そうですね、女王が言うみたいに夢の中なのかわかりませんが楓に会いましたね。
それで、魔力と精霊の加護もくれました。」
「あら、精霊までもらえたのよかったわね。
それなら、今日はフランに魔力の知識と制御を学びなさい。
あと、私のことは フリージアと呼びなさい。女王なんて呼び方嫌ですよ!」
いやいや、女王を名前呼びなんて駄目でしょう。でも、断ったら怖そうだしな。
「公な場以外では名前で呼びますよ。
今日はフランに頼んで色々と教えてもらってきます!」
「それでしたら、涼、ステフと一緒に行きなさい。
ステフは魔術に興味があって今はフランとのとこで修行しているとこなのよ。
ステフ、今日は涼のことお願いするわね」
「はい、わかりました」
そう一言言うとまたステフは食事に戻った。
「今日は、私も用事があって一緒に過ごせませんけど夕食は一緒ですからね。
修行頑張ってくださいね!」
そう言ってミーシャが応援してくれた。
これは、頑張らないと!
今日の予定も決まったことなのでまたみんなで食事を楽しんだ。
そうして、食べ終えたので出掛ける準備をしてステフと一緒にフランの家まで行った。