昼食の時パート2
三人で話しているうちにあっというまに厨房についた。
「それじゃ、私は着替えてくるからちょっとまっててね」
そういってアンは厨房の奥の部屋に入っていった。
「皇女さまでも料理するんだね。」
「アン姉さん、厨房で働いていますからね。
まだまだ厨房長にはかなわないみたいですけどかなりの腕前なんですよ。」
「えっ、でもなんでかりにも一国の皇女が料理人なんてやってるの?」
「まぁ、ジャス姉さんと同じでアン姉さんは料理で人を笑顔にしたいみたいです。
アン姉さんが料理人になるっていうときはお母様との争いは凄かったですよ。
やはり、一応アン姉さんは長女ですからね、お母様は後を継がせたかったんだとおもうんですよ。
でも、やはり最後は意志を尊重してやりたいことをしなさいってことで決着が着いたんですけどね」
「上二人が後を継がないとなるとミーシャかステフが次期女王なの?」
「ステフはフランみたいな魔術師になりたいみたいで実質私が女王候補なんです」
「ミーシャはなにかやりたいことなかったの?」
「特にはないんです。
だから、まぁいいかなって軽い気持ちなんですよ。
それではだめなんだとわかっているんですけど。
どうしても、まだまだ将来のことなんて頭にないんですよね。
もし、アン姉さんが後を継いで女王になってたら私は、いったい何をしたらいいんだろうとか余計な考えばかり浮かんでくるんです」
「こんな大きな国を抱えていかなきゃいけなくなるんだもんね。
大勢の民のことも考えないといけないし他国との関係も考えないといけないしかなりの重圧だよね。
でも、最後の選択を決めるのはあくまでもミーシャ自信だからその事を忘れないようにね。
無責任なことはできない、やれないと思うなら初めからやらなければいいんだよ。」
「でも、私がならなければお母様だって困ると思う。」
「だからといって、やりたくもない人間に後を継がせようなんて思わないと思うよ。
国にも民にもよくないことだし、それにやっぱり自分の子供にも幸せになってもらいたいのが親心なんだから無理言わない思うんだけどな」
「まだまだ先のことだろうから焦らず女王の仕事についとお母様と話していきたいす。
それから、しっかり自分の将来のことを考えます」
「そうしなよ!今すぐの話じゃないだろうから自分の思うがままにやってみたらいい」
自分の道ぐらい自分で切り開いてみたいもんだよね。
親がひいたレールの上を走るのは簡単だろうけどそれじゃいやなんだよ。
やらされてるか自分でやるかはかなりの違いがあるからね。
「二人ともお待たせ。サンドイッチ出来たわよ」
やった、今日はじめてのご飯だ♪♪