修羅の世界からこんにちは。
――気づいたら、見慣れない訓練場。
床はひび割れ、空気は張りつめ、
**「あ、ここヤバい世界だ」**と一瞬で分かる空気。
ミア
「……ねぇリア、ここ……」
セリナ
「絶対、私たちの学園より治安悪い」
リア
「細かいことは気にしない!
今日は社会科見学みたいなもんよ!」
⸻
◆現地ガイド:玄弥
少し離れたところで、腕を組んでいる玄弥。
玄弥
「……本当に来たんだな」
リア
「来ちゃった☆」
玄弥
「軽いな……」
⸻
質問①:ミア → 玄弥
ミアは周囲を見回してから、小声で。
ミア
「ここって……常にこんな緊張感なんですか?」
玄弥
「ああ。
油断したら、普通に死ぬ」
セリナ
「さらっと言う!?」
玄弥
「だから、みんな表情が硬い」
ミアは少し黙り込み、ぽつり。
ミア
「……じゃあ、休まる時間って……?」
玄弥
「ほぼないな」
リア
「ブラックすぎる世界!」
⸻
背後から、ぬっと現れる九尾。
九尾
「ほう、異世界の娘たちか」
セリナ
「うわっ!出た!」
九尾
「安心せい、今日は食わん」
リア
「“今日は”って言った?」
⸻
質問②:セリナ → 九尾(直球)
セリナ
「ねぇ九尾。
この世界、しんどい人多すぎじゃない?」
九尾は肩を揺らして笑う。
九尾
「ワシは葛葉じゃ‥まぁしんどい人は多いな。
じゃが“楽な世界”は、強さを生まん」
セリナ
「……でも、強くなる前に潰れるでしょ」
九尾、少しだけ真顔。
九尾
「潰れた者は、物語にならぬ」
ミア
「……それ、残酷……」
九尾
「事実じゃ」
⸻
◆踏み込む質問
リアが腕を組み、玄弥を見る。
リア
「ねぇ玄弥。
この世界でさ……
“頑張らなかったらどうなる”の?」
玄弥は即答。
玄弥
「置いていかれる」
リア
「救済なし?」
玄弥
「なし」
セリナ
「……厳しすぎる……」
玄弥は少しだけ視線を逸らす。
玄弥
「だから、俺は足掻いた」
⸻
ミアがそっと言う。
ミア
「……私たちの世界、設定にだいぶ守られてたんだね」
セリナ
「うん……先生も、学園も……」
リア
「急に感謝しだした」
九尾は楽しそうに眺める。
九尾
「違いを知るのも、よい経験じゃ」
⸻
空気が揺らぎ、世界がぼやけ始める。
リア
「あ、そろそろ戻される感じ?」
セリナ
「ほっとした……」
ミア
「玄弥さん……」
玄弥
「ん?」
ミア
「……無事でいてください」
玄弥は少し驚いてから、短く頷く。
玄弥
「そっちもな」
九尾が手を振る。(手?).
九尾
「また来るがよい。
暇つぶしにはなる」
セリナ
「二度と来たくない!」
⸻
視界が白くなり――
教室。
黒板にはいつもの文字。
※閑話休題終了
※精神的社会科見学でした
リア
「いやー、他所の世界も大変ね!」
ミア
「……少し、考えさせられた……」
セリナ
「本編戻ろう、本編!」
他の作品キャラクターが登場する特別編でした。
(尺稼ぎじゃナイヨ)
ぜひお時間許す限り、他の作品も見ていただければ幸いです。
よろしくお願いします。




