学園行事本番! 本番なのにまだ準備!? ヒロインたちとドタバタ
朝、霧島ユウトは校庭に出て目を疑った。
(……え、今日って本番じゃなかったのか?)
校庭は既に賑やかだが、装飾の半分はまだ未完成で、ヒロインたちはあわただしく動き回っていた。
「霧島くん、これ手伝って!」
「ちょ、待て! 本番なのにまだ準備してるんか!」
「面白くなるから大丈夫だもん!」
「面白くねぇ! 俺の心臓フル稼働だ!」
ミアが光の玉で風船を浮かせる一方、ルナは幻影で旗を設置中。
「霧島くん、ここはこうしたほうがいいわね」
「ちょ、近い! 近すぎるだろ!」
「普通よ?」
「普通じゃねぇ! 距離感普通じゃねぇ!」
ユウトは小さく心の中で絶叫する。
(……本番なのに、俺は何で既に汗だくでツッコミしてるんだ……)
⸻
セリナも慎重に資料を整理しながら声をかける。
「霧島くん、ここを持ってくれますか?」
「はいはい……って、触れるだけでドキッとするのやめろ!」
「……ごめんなさい、でも手伝ってくれると嬉しいです」
フィオナは微笑みながら“ちょっとだけ”魔力で装飾を整える。
「……ちょっとだけ~」
「お前のちょっとだけは信用できるけど、心臓に悪い!」
そしてリアも静かに近づき、少し赤らめながら助言する。
「霧島さん、ここはこうすると綺麗になります」
「え、あ、ああ……」
手が触れた瞬間、ユウトの心臓がまた跳ねる。
(……昨日も今日も、俺の心臓、フル稼働すぎる……!)
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準備は進んでいる……はずだが、やはり小ハプニングは避けられない。
ミアが光の玉で旗を飛ばすと、ルナの幻影と干渉し、小さな暴走が発生。
風船が校庭を飛び跳ね、光の玉が暴れまわる。
「ちょ、ちょっと待て! 俺のツッコミだけじゃ止められねぇ!」
「霧島くん、面白くなってきたわね」
「面白くねぇ! 死ぬぞ!」
セリナは補助魔法をかけ、フィオナは“ちょっとだけ”魔力で調整。
リアは冷静に制御魔法を放ち、暴走は一瞬で収まった。
「……ふぅ、これで大丈夫です」
「お前、強すぎるだろ……」
ユウトは思わず膝から力が抜ける。
⸻
しかし、次のハプニングはすぐにやってきた。
「霧島くん、装飾が倒れそう!」
「ちょ、俺まで動くんか!」
「でも面白そうじゃん!」
「面白くねぇ! 本番なのに、まだ準備してんのか俺は!」
ミア、ルナ、セリナ、フィオナ、リア――ヒロイン全員がユウトを巻き込みながら作業を続ける。
笑い声と小さな悲鳴が校庭に響き、学園行事の本番はまだ始まっていないのに、教室も校庭も大騒ぎだ。
⸻
ようやく準備が整い、校庭は華やかに飾られた。
夕日が校庭を暖かく照らす中、ユウトは深呼吸する。
(……本番なのに、準備中で死ぬかと思った……
でも、なんか楽しかったな)
ヒロインたちは互いに笑顔を向け、ユウトも少し照れながら微笑む。
明日も、ヒロインたちとの小事件とドキドキが待っている――
ユウトは薄々、それを楽しみにしている自分に気づいた。
次回予告
学園行事本番――校庭には様々な催し物が立ち並び、装飾も華やかに飾られている。
「霧島くん、こっちの屋台も見てみようよ!」
「え、まだ回るのか!? 俺、足が疲れてるぞ!」
「ミア、あのゲーム面白そう!」
「もちろんやるよ~! 霧島くんも一緒に!」
「面白くねぇ! 心臓がまた跳ねるわ!」
「霧島さん、ここも見てください」
「リア、近い……けど、落ち着くな……」
•ユウトがヒロインたちと一緒に校庭を回る展開
•ヒロインたちの掛け合い+小イベントで笑いとドキドキ満載
•ドキドキ&ツッコミ全開で、読者も胸キュン必至
•学園行事本番の華やかさと賑やかさを活かした描写
友情、笑い、ドキドキ――
今日も学園は賑やかで、ユウトの心臓はフル稼働!
次回、学園行事本番・ヒロインたちと校庭を見て回るドキドキツアー回、開幕!




