委員会後日談! ヒロインたちの小さな駆け引き
クラス委員初ミッションの翌日。
霧島ユウトは、昨日の魔法事故とドタバタを思い返しながら教室に入った。
(……あの一日で、もう俺のツッコミ力は限界突破してるんだけどな)
教室に入ると、すでにヒロインたちがそれぞれの席で準備を始めていた。
ミアは相変わらず元気全開で、机の上に資料を並べながら光の玉を転がす。
「霧島くん、おはよう! 今日も一緒に頑張ろうね!」
「いや、昨日でフル稼働しただろ! まだ戦闘モードか!」
「戦闘モードじゃないよ! 単なる楽しい日常だもん!」
「楽しい日常の基準がおかしい!」
ルナは壁際に座り、にやりと笑ってユウトを挑発する。
「昨日の事故、面白かったわね」
「面白くねぇ! 俺の心臓を鍛えるな!」
セリナは慎重に書類を整理しながら、少し赤面している。
「……昨日のこと、少しでも支えになれたなら」
「事故を最小限に抑えただけでも十分だ!」
フィオナは微笑みながら、“ちょっとだけ”魔力を流して資料を整える。
「……ちょっとだけ~」
「お前のちょっとだけは万能すぎる!」
リアは静かに杖を机に置き、周囲を観察している。
「皆さん、昨日の件で多少学んだことはあるでしょうか?」
「……あるような、ないような」
「いや、絶対にない」
ユウトはすでに心の中でツッコミを構える。
⸻
午前の授業が始まる前、担任が声をかける。
「昨日の委員会初ミッション、お疲れ様。今日はその後日談として、各委員が作業を振り返り、改善点を出してください」
ヒロインたちは机を囲み、小さな議論が始まる。
「昨日は光の玉の暴走があったけど、今日からはもっと安全にできるよ!」
「いや、安全って言っても、またミアが暴走するだろう」
「暴走じゃないもん! 計算済みだもん!」
ルナは微笑みながら口を挟む。
「私は演出面をもう少し派手にしたいわね。霧島くんのツッコミを引き出すためにも」
「お前、完全に俺をツッコミ要員として見てるだろ!」
セリナは慎重に言う。
「……事故を減らすために、杖の魔力調整はもっと慎重に……」
「慎重なだけじゃ、昨日みたいにバランス崩れるんだぞ!」
フィオナはのんびり微笑む。
「……ちょっとだけ手伝うね~」
「ちょっとだけって言うけど、信用していいんだろうな?」
そしてリアは冷静に提案する。
「私は作業を分担し、魔力の干渉を防ぐ方法を考えます。霧島さんはツッコミと調整をお願いします」
「……また俺が中心か!」
ユウトのツッコミ力は再びフル稼働する予感。
⸻
昼休み、ヒロインたちは小競り合いを始める。
ミアが光の玉で掲示物を飛ばし、ルナは幻影で遊ぶ。
セリナは慌てて補助魔法をかけ、フィオナは“ちょっとだけ”調整。
リアは冷静に光と魔力を制御し、ユウトはツッコミフル稼働。
「俺の平穏な学園生活は、いつ訪れるんだ……!」
「平穏なんて幻想だもん!」
ミアが元気に笑う。
教室は笑いと混乱に包まれ、どこから見てもカオスだった。
しかし、不思議と心地よい空気も同時に流れている。
(……このクラス、騒がしいけど、悪くないな)
午後の授業中、ユウトはふとリアを見る。
昨日は冷静すぎて距離があった彼女も、今日は少し柔らかい表情で笑っている。
(……ちょっとだけ距離が縮まったか?)
心の中で微笑むユウト。
教室には笑いと騒動、そしてほのかなラブコメの予感が漂う。
明日もまた、ヒロインたちとの小競り合いが待っている――
それを覚悟しつつも、少し楽しみにしている自分がいることに気づいた。
次回予告!
委員会後日談を終え、クラスに少し落ち着きが戻った――かと思いきや、
学園生活はすぐに新たな小事件で揺れ始める。
「霧島くん、また机が光ってるよ!」
「だから触るなって言ってるだろ!」
「でも面白そうじゃない~?」
「ミア、危ないでしょ!」
「大丈夫だもん、霧島くんが守ってくれるでしょ?」
「いや、俺は守備じゃねぇ! 俺はツッコミだ!」
•教室、廊下、屋上…どこでも小事件が発生
•ヒロインたちの掛け合いがさらに激化
•ユウトのツッコミ力は再び限界突破!
•リアの冷静さも試される瞬間が訪れる
友情、笑い、ラブコメの予感――
今日も学園は賑やかで、ユウトは巻き込まれるのを覚悟するしかない。
次回、学園小事件回!
ヒロインたちの掛け合い+ユウトのツッコミ全開、見逃せない騒動が始まる!




