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[悲報] 魔法使いを目指す俺、ツッコミ役に就任しました  作者: 三科異邦


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14/65

委員会後日談! ヒロインたちの小さな駆け引き

 クラス委員初ミッションの翌日。

霧島ユウトは、昨日の魔法事故とドタバタを思い返しながら教室に入った。


(……あの一日で、もう俺のツッコミ力は限界突破してるんだけどな)


 教室に入ると、すでにヒロインたちがそれぞれの席で準備を始めていた。

ミアは相変わらず元気全開で、机の上に資料を並べながら光の玉を転がす。


「霧島くん、おはよう! 今日も一緒に頑張ろうね!」

「いや、昨日でフル稼働しただろ! まだ戦闘モードか!」

「戦闘モードじゃないよ! 単なる楽しい日常だもん!」

「楽しい日常の基準がおかしい!」


 ルナは壁際に座り、にやりと笑ってユウトを挑発する。


「昨日の事故、面白かったわね」

「面白くねぇ! 俺の心臓を鍛えるな!」


 セリナは慎重に書類を整理しながら、少し赤面している。


「……昨日のこと、少しでも支えになれたなら」

「事故を最小限に抑えただけでも十分だ!」


 フィオナは微笑みながら、“ちょっとだけ”魔力を流して資料を整える。


「……ちょっとだけ~」

「お前のちょっとだけは万能すぎる!」


 リアは静かに杖を机に置き、周囲を観察している。


「皆さん、昨日の件で多少学んだことはあるでしょうか?」

「……あるような、ないような」

「いや、絶対にない」

ユウトはすでに心の中でツッコミを構える。



 午前の授業が始まる前、担任が声をかける。


「昨日の委員会初ミッション、お疲れ様。今日はその後日談として、各委員が作業を振り返り、改善点を出してください」


 ヒロインたちは机を囲み、小さな議論が始まる。


「昨日は光の玉の暴走があったけど、今日からはもっと安全にできるよ!」

「いや、安全って言っても、またミアが暴走するだろう」

「暴走じゃないもん! 計算済みだもん!」


 ルナは微笑みながら口を挟む。


「私は演出面をもう少し派手にしたいわね。霧島くんのツッコミを引き出すためにも」

「お前、完全に俺をツッコミ要員として見てるだろ!」


 セリナは慎重に言う。


「……事故を減らすために、杖の魔力調整はもっと慎重に……」

「慎重なだけじゃ、昨日みたいにバランス崩れるんだぞ!」


 フィオナはのんびり微笑む。


「……ちょっとだけ手伝うね~」

「ちょっとだけって言うけど、信用していいんだろうな?」


 そしてリアは冷静に提案する。


「私は作業を分担し、魔力の干渉を防ぐ方法を考えます。霧島さんはツッコミと調整をお願いします」

「……また俺が中心か!」


 ユウトのツッコミ力は再びフル稼働する予感。



 昼休み、ヒロインたちは小競り合いを始める。

ミアが光の玉で掲示物を飛ばし、ルナは幻影で遊ぶ。

セリナは慌てて補助魔法をかけ、フィオナは“ちょっとだけ”調整。

リアは冷静に光と魔力を制御し、ユウトはツッコミフル稼働。


「俺の平穏な学園生活は、いつ訪れるんだ……!」

「平穏なんて幻想だもん!」

ミアが元気に笑う。


 教室は笑いと混乱に包まれ、どこから見てもカオスだった。

しかし、不思議と心地よい空気も同時に流れている。


(……このクラス、騒がしいけど、悪くないな)


 午後の授業中、ユウトはふとリアを見る。

昨日は冷静すぎて距離があった彼女も、今日は少し柔らかい表情で笑っている。


(……ちょっとだけ距離が縮まったか?)


 心の中で微笑むユウト。

教室には笑いと騒動、そしてほのかなラブコメの予感が漂う。


 明日もまた、ヒロインたちとの小競り合いが待っている――

それを覚悟しつつも、少し楽しみにしている自分がいることに気づいた。

次回予告!


委員会後日談を終え、クラスに少し落ち着きが戻った――かと思いきや、

学園生活はすぐに新たな小事件で揺れ始める。


「霧島くん、また机が光ってるよ!」

「だから触るなって言ってるだろ!」

「でも面白そうじゃない~?」


「ミア、危ないでしょ!」

「大丈夫だもん、霧島くんが守ってくれるでしょ?」

「いや、俺は守備じゃねぇ! 俺はツッコミだ!」

•教室、廊下、屋上…どこでも小事件が発生

•ヒロインたちの掛け合いがさらに激化

•ユウトのツッコミ力は再び限界突破!

•リアの冷静さも試される瞬間が訪れる


友情、笑い、ラブコメの予感――

今日も学園は賑やかで、ユウトは巻き込まれるのを覚悟するしかない。


次回、学園小事件回!

ヒロインたちの掛け合い+ユウトのツッコミ全開、見逃せない騒動が始まる!

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