#9 事件発生
しかし脱衣場のところにクレアの下着もあるため、これで気づかれてしまう。
「あれ?これはクレアの下着じゃないの?もしかして二人で混浴してるの? 」
するとアリアちゃんは、いきなりお風呂の戸を開けて言った。
「クレア!何してるんだよ!一緒に入ったらダメでしょ! 」
「別に良いじゃん!お兄ちゃんと入ってお互いの仲を深めたいだけなんだから」
「それでもダメだ!異性である事には変わりないからクレアは、早く上がるんだ!」
するとアリアちゃんは、クレアを抱き抱えながらお風呂場から追い出していく。
「アリア様、辞めてくださいよ! 」
それから僕は、お風呂場を上がって服を着てからアリアちゃんがの部屋にいってからアリアちゃんに謝る。
「アリアちゃん、さっきはごめんね!僕も注意はしたんだけど止めれなかったから僕にも責任はあるから」
「雅人くんは、悪くないじゃん。注意もしてあげたのに出ようとしない方が悪いと思うからね。 あたしもちょっと言い過ぎたとは思うけど、小さい頃から適度にはきつめに言っておかないと大人になってから困るのはクレア本人だからね」
「確かにそうだね! クレアには良い大人になってほしいもんね」
そして翌日僕は、朝起きて目が覚めた時に今度は部屋が荒らされていたのだ。
綺麗に立ててあった本棚は、崩壊されてあり自分の衣類なども半分くらい散らかされている。
「なんだ! これは? めちゃくちゃになってるじゃん!いったい僕の部屋を荒したのは誰だ! 」
僕は、その時棚の奥に隠れていた時限爆弾を発見する。
「これは、時限爆弾じゃないか! あと15分! これは、ほっとくと爆発するから危険だ! すぐに二人を見つけなきゃ」
僕は、急いで二人に呼び掛けるためまずは、アリアちゃんの部屋にノックしてから入る。
「アリアちゃん、起きてくれ! 」
しかし眠りは深くぐっすりと眠っていたため僕は、大きな声で起こそうとする。
「アリアちゃん、起きてくれ!!大事件だ!! 」
するとアリアちゃんは、ゆっくりと目を覚まして起き上がる。
「雅人くん、おはよう!いきなりどうしたの? 」
「僕の部屋に時限爆弾が仕掛けられていてあと14分くらいで爆発するんだ! 」
「なんだと! それは一大事だ! 至急警備員らに城内放送で連絡する! 」
「警備員の皆様、そして関係者の皆様大変です!一大事です!この城の中で時限爆弾が仕掛けられておりあと14分で爆発しますので、十分に警戒と避難をしてください! そして時限爆弾を仕掛けた敵が現れるかも知れませんので、直ちに戦闘できる武器を所持しておいてください!
繰り返します! この城の中で時限爆弾が仕掛けられておりあと14分で爆発しますので、十分に警戒と避難をしてください! そして時限爆弾を仕掛けた敵が現れるかも知れませんので、直ちに戦闘できる武器を所持しておいてください! 」
すると警備員の人は、全員直ちに戦闘できる武器を装着してから避難していく。
この情報は、この国全体に至急報道され住民の人やケーキ作りや弁当作りをしている人たちも急いで避難する。
「時限爆弾が仕掛けられてるってこれは、大事件だ! 」
「これは一大事だ!みんな早く逃げろ! 」
すると寝ていたクレアも目を覚まして僕のところにきて言った。
「お兄ちゃん、時限爆弾が仕掛けられているってほんとなの? 」
「ほんとだ!だけど大丈夫だ!僕が必ず二人を守るから! 」
それから僕たちは、外に避難していくのだが僕は、違う世界から来た人間であるため武器は持っておらず所持してるのはスマートフォンだけなのである。
「アリアちゃん、僕のスマートフォンをパワーアップ出来ないかな? 」
するとアリアちゃんは、僕のスマートフォンを確認してから言った。