#6 買い物の途中で
「アリアちゃん、負けを認めます! アリアちゃんはすごく可愛くて自分にはもうこれ以上我慢できません」
するとアリアちゃんも顔を赤くしながら言った。
「悔しいけど、あたしの負けだよ! 正直言えば口回りを舐められた時と両胸触られた時に興奮しちゃって思わず声を漏らしちゃったから」
「それでは、お互い様と言うことで引き分けですね! 」
「まぁ、そうだね! 今度はあたしの部屋でいつかリベンジするからね! それじゃあたしは、このベットで引き続き添い寝するね」
「添い寝なんて困りますよ! そんなことされたら眠れませんよ」
「もしかして添い寝されたらあたしを襲いたくなるの? 」
「それは間違ってもありませんよ! 」
「それじゃこのまま添い寝させてね! お休みなさい! 」
僕が何か言う前にアリアちゃんは、早くも寝てしまったため僕も同じベットで興奮しながら寝た。
そして朝を迎えて目を覚ましてみると何故かお互いで抱きあっている。
「いやいや、これはダメだよ!相手は女王様なんだから。でもいつか僕の彼女になってほしいな」
そう思ってしまう自分が強くいた。
するとアリアちゃんが目を覚ますといきなりビキニ姿で僕に抱きついてくる。
「おはよう! 」
「おはようございます! いきなりどうしたのですか? 」
「ちょっと抱きたくなったんだよ! 」
「昨日は、意地を張ってしまってごめんなさい」
「あたしこそ意地張っちゃったから良いよ。ねぇ、これからは普通に話さない? あたし雅人くんともう少し仲良くなりたいの」
「僕もアリアちゃんともっと仲良くなりたい! 」
「また、近いうちにまた一緒に寝ようね! それじゃ今日は、極国の人たちがこっちにお礼をしに来てくれるみたいだから忙しくなるからちょっと会えないかもだけど、ごめんね」
「謝らなくて良いよ! それじゃ僕は、どうしたらいいですか? 何かお手伝い出来ることはありませんか? 」
アリアちゃんは、答えてくれた。
「雅人くんには昨日買い忘れたお肉を買ってきてもらおうかな。野菜を買ったのは良かったんだけど最低限はお肉がないとカレーやシチューが作れないから」
「了解!それではちゃんと買ってきますね! 」
こうしてアリアちゃんは、極国からやって来るお客様の対応と行い、僕は、頼まれたお肉を買ってくることになった。
僕は、アリアちゃんに書いてもらったメモを見ながらスーパーまで行ってから頼まれたお肉をちゃんと買った。
「ここのお店は、お肉がすごく安いんだね! こりゃアリアちゃんも喜びそうだなぁ」
するとその帰りに一人の幼女が横断歩道を渡ってる間に信号は青にも関わらず車が突っ込んでくると同時にその幼女が突っ込んでくる車を見た途端に悲鳴をあげる。
「キャーッ!! 」
僕は、幼女を抱き抱えて歩道に転がっていきながらもなんとか突っ込んできた車は、そのまま無視されるが幼女は、助かった。
するとその幼女は、目を開けて僕の方を見ながらこう言った。
「あっ、助けてくれてありがと! 」
「いえいえ!人が危ない目にあってるのを放置なんて出来ませんから助けるのは僕の中では当たり前だと思ってますので! 」
「ねぇ、君はなんて言うの? 」
「僕は、古山 雅人と言います!よろしくお願いします」
「そうなんだ~♪私は、クレア・ベージュ! ちなみに今年で9歳になるよ」
言葉遣いは、敬語が抜けていたりするが、見た目は、ものすごく萌えてしまうほどの可愛さがある。
「そうなんですか! 」
するとクレアさんは、いきなり僕に対してものすごいおねだりをしてくる。
「ねぇ、私のお兄ちゃんになってくれない? 実は私、親がいないの」
「それは、どういう意味ですか? 」
「昔にお父さんは、病気で死んでしまってお母さんは、離婚した関係でいないの。だからお願い! 」