#4 女王様とお出かけ
「まずは、あたしの城から徒歩30秒のところにバス停があるんだけど、この世界のバスには、普通(各駅停車)・快速・新快速・超快速・特急の5種類があるんだけど、この駅は、どれに乗っても止まってくれるから助かるわよ」
「確かに助かりますよね! そう言えばバスの路線図を見ていますと二つ先の駅にある八百屋さんは、気になるのですがどうですか? 」
※八百屋の意味
八百屋とは、主に野菜や果物を取り扱っている小さいお店である。今の現実世界では、あるところは少ない。
「それ良いね!あたし野菜大好きだからよく買ってきてもらってるんだ! それじゃさっそく行こう! 」
それから僕たちは、バスに乗って八百屋さんのあるところに向かった。
僕は、アリアちゃんと手を繋いでいると胸のドキドキ感が止まらず少し興奮してしまっている。
た野菜を全部丁寧に入れてアリアちゃんに渡す。
「はい!お待たせ致しました~ 」
「おっ、ありがとう! それじゃ今日のところは帰ろうか」
「そうですね! あまり野菜を持ち歩いていると傷む可能性もありますからね」
こうして僕とアリアちゃんは、一度お城に帰ることになった。