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#27(最終回)ダイヤモンドワールドへ

 その頃、クレアは無事に救急治療室で治療を行い出血の方は無事に止まり命に問題はなくアリアちゃんと二人でベットで僕の状態について心配してくれていた。


「お兄ちゃん、大丈夫だよね? 死んでないよね? もしもの事があったら私のせいだよ」


「雅人くんなら大丈夫だよ!なんと言っても私の王子様なんだから。でも私もすごく不安になってきた。

 雅人くんに何かあったら私のせいだ」


 そして僕は、全力で走りながらレインボーライナーの目の前にある総合病院に到着しクレア達がいる部屋に向かっていきその部屋に到着した。


 ここがクレア達がいる505号室だな。よしノックしよう!


 そして僕がノックするとアリアちゃんが部屋を開ける前にこう聞いてきた。


「雅人くんかな? 雅人くんだよね? 」


「そうだよ!アリアちゃん開けても良いかな? 」


 するとクレアは嬉しそうな表情になってアリアちゃんが戸を開けてくれたと同時にいきなり抱きついてきて僕の顔は、一気に真っ赤になっていた。


「雅人くん、大丈夫だった? 」


「うん、大丈夫だったよ!無事に勝ててやっつけてきたから」


「助けてくれて本当にありがとう! 大好きだよ! 」


「アリアちゃんそこまで僕を抱き締めなくても良いよ。ここは病院なんだし」


「今日くらい良いじゃん! クレアも抱きついたら良いよ」


 するとクレアは、いきなりベットだから起き上がって僕の後ろから抱きついてきたため僕は、前にアリアちゃんで後にクレアが抱きついてくれてる常態になっている。


「お兄ちゃん、すごく寂しかったよ~ 本当に助けてくれてありがとう」


「そりゃもちろんだよ!僕は、アリアちゃんとクレアの事が大好きなんだから! そう言えばアリアちゃん、クレアはどのくらいで治るのかな? 」


「幸い当たったところが良くて10日間くらいで治るみたいだよ!」


「そうなんだ!それならよかったよ! このまま明日までこっちに影響が来なければ良いな」


「それなら大丈夫だよ!この辺りは銃を使うことが禁止されているエリアだから大丈夫なの」


「それじゃ明日のいつ頃にレインボーライナーは来るのかな? 」


「レインボーライナーは、明日の夜にやって来るんだけど本当に雅人くんは、ダイヤモンドワールドにいると言う決断で良いの? 」


「もちろん良いよ! それにしても二人から抱かれてる僕は、幸せだね」


 するとクレアが僕にこう言った。


「それだけ雅人くんが頑張ったって言う証だと思うよ」


「そんなことないよ! 二人が僕をいつも支えてくれてるお陰だと思ってるよ」


「それは私の方だよ!女王様なのに頼りなくて雅人くんが、いつも支えてくれてるからこそ今の私がいるんだからね! それじゃ今日は三人でベットで寝よう!」


「アリアちゃん、それは無茶だよ!シングルベットで三人は‥」


 その後アリアちゃんが左で僕が真ん中でクレアが右になってなんとか一緒に寝ることができた。


 そして翌日の夜になって僕たちは、100年に1度しか来ない虹車レインボーライナーのホームのベンチに座ってダイヤモンドワールド行きの列車が来るのを待っていた。


 僕は、ちなみに通常のダイヤモンドワールドへの帰り方について聞いてみた。


「アリアちゃん、ちなみに通常の帰り方は、どの流れになるのかな? 」


「本来だとここから2㎞先の列車の駅があるところまで出向かないと帰れる方法がないの。それにまだ戦争は続いてるから下手に歩いたりしたらまた戦争に私たちが巻き込まれることになってしまうから、100年に1度しか来ないレインボーライナーがやって来てくれる時で本当に良かったよ! おまけに専用のパスポートが無いと乗れないからウルトラワールド住民の人は乗ってこれないから安心だからね」


「そうなんだ!そう考えると僕たちは、ものすごい奇跡に遭遇することが出来たんだなって思うよ」


 するといよいよレインボーライナーがやって来る。


 アナウンス(まもなく1番線にはダイヤモンドワールド行きが2番線には、異世界行きのレインボーライナーがまもなく参ります。黄色い内側の線までお下がりください。 まもなく直通の列車が参ります。 ご注意ください)


「雅人くん、本当に2番線に乗らなくて良いんだね? 」


「もちろんだよ! みんなでダイヤモンドワールドに帰ろう! 」


 到着した列車に僕たち3人は一緒に乗っていき空いている席に3人で一緒に座っていく。


 アナウンス(レインボーライナー直通 ダイヤモンドワールド行き発車いたします!扉付近の方はご注意ください。発車いたします)


 そして笛がなってから扉がゆっくりとしまっていき列車が動き始めた。


 その後僕たち3人は、無事にダイヤモンドワールドに帰ることが出来たのであった。

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