#18 いざ、列車へ
そして僕たちは、なんとか2分前に駅に到着し、列車が来るのを待っていた。
「アリアちゃん、なんとか間に合って良かったね! 」
アリアちゃんは、はーはーぜーぜーしながら言った。
「雅人くんが後半から頑張れって応援してくれたお陰だよ!本当にありがとう」
「そんなことないよ!僕は、大したことしてないよ!アリアちゃんが頑張って走ったからだよ! 」
「雅人くんが応援してくれていなかったらあたしは、無理だったからね。それにしても久々に走るとこんなに疲れるんだね」
「僕も長い間走っていなかったからキツかったけど、クレアは平気そうだね」
「私は、昔から走ることは、やっていたから変に鍛えられてるのかもしれないね」
「クレアすごいなって思うよ! 将来はスポーツ選手になれるんじゃないかな」
「雅人くん、さすがにそこまでは無理だよ~ 」
「あたしもクレアはすごいって思ってるよ」
すると覇国行きの列車がやって来た。
アナウンス「まもなくウルトラワールド行きの新快速列車が参ります。足下に十分ご注意ください」
「アリアちゃん、列車がやって来るよ! 」
「うん、そうだね!3人でこの列車に乗れるんだなって思うとあたし、すごく嬉しいよ」
「僕も3人で乗ることが出来るんだなって思うとすごく嬉しいよ! 」
「クレアも幸せだよ! 」
そして到着した列車に僕たちは、乗っていよいよ覇国に向かっていく。
クレアは乗ってから30分くらいしてから真っ先にかわいい寝顔で眠りについて、アリアちゃんは僕の隣の席であるため僕の肩にもたれていた。
「なんだかこうしてると幸せを感じちゃうね」
「僕も幸せを感じちゃうよ! そう言えばこの列車は新快速らしいけど、ちなみに普通で覇国まで行こうとしたらどのくらいかかるのかな? 」
「昔にね、勉強のために普通と快速にも乗ったことがあったんだけど快速だと約14時間くらいで普通に乗ったらたまったもんじゃないよ! スピードは遅い上に座席は人があまり乗らないせいか汚かった上に23時間くらいかかって駅についたときには、しんどすぎて頭痛が酷かったね」
「23時間は、キツすぎるね」
「あと1時間で24時間つまり完全な1日になってしまうからね。だから普通には間違ってもこれから乗りたくないって強く思ったね」
「そりゃ、そうなるよね! 」
「でも雅人くんと二人きりなら普通に乗るのも良いかもって思ったりもするんだけどね」
「アリアちゃんったら何言ってるんだよ! まぁ僕も少し前に同じこと思っていたんだけどね」
それならクレアは、ぐっすりと眠ってる間に僕とアリアちゃんは、気がつけば7時間45分ずっとノンストップで会話が続いていき、到着前に僕がクレアを起こしてから無事に覇国に到着した。




