表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/28

#10 元王子現る!

 アリアちゃんは、僕のスマートフォンを確認してから言った。


「これなら出来るよ!まず端末のバージョンを4.4.5から9.9.9にバージョンアップすれば大丈夫だ!あたしが操作するから待っててね」


「分かりました! お願いします」


 すると僅か2分でバージョンアップが完了してからアリアちゃんが僕にスマートフォンを返すと同時にスマートフォン本体が大きな光と同時に進化した!


「スマートフォンのアンテナの棒のところが銃とナイフの2本に変わってる! おまけに端末本体が鉄筋の素材になってるじゃん」


「あたしが昔にスマートフォンでは無かったんだけど、暇潰しに色々機械類を駄菓子をたくさん食べながら分解したり改造していた事があるからね!

 端末本体が鉄筋の素材になれば、ほのおにも強いから1億度までの熱に耐えられる上に地面に落としたり踏んだりしても壊れない最強のスマートフォンになったからこれで、あたしたちと変わらない戦闘力になったよ。

 ちなみにあとは、スマートフォン本体をほり投げれば爆発と共に敵の命中に100%的中して敵は一撃で撃破できるようにもなっている」


「すごすぎる上に鉄筋の素材が使われているスマートフォンなんて生まれて初めてだよ! 」


「でも、それと引き換えに雅人くんが向こうの世界に帰れなくなってしまう」


「それは、どう言う意味のかな? 」


「簡単に言うと向こうの世界とここの世界とは、雅人くんのスマートフォンが扉の鍵になってるため仮にマシンに乗ったとしても扉が封鎖ふうさして限りはどうすることも出来ないんだ」


「そうなんだ! それは知らなかったよ! 教えてくれてバージョンアップしてくれてありがとう! 」



「あたしたちだけ武器があって雅人くんだけ無いなんて不公平でしょ!あたしを誰だと思ってるんだよ! さぁ、みんな戦闘できる武器を持ったね! 」


 雅人 「はい! 」

 クレア「はい! 」


 すると時間になったため本当に時限爆弾が爆発してしまいお城の大半が燃え始めるとアリアちゃんは、言った。


「本当に時限爆弾が爆発したのか! 」


 そして、僕たちの前にそこに悪い奴(元王子と元警備員)らがやって来る!


「アリアじゃねぇか! なんで俺らだけは、いつもお城に来ても帰れって言われて追い出されるんだ! 」


「それは、あんたらが来る度にあたしをいじめたりしてるからじゃないか! そうだろ? あたしが普通に接してても口調は悪いし、すぐ喧嘩うってくる上にあたしをいきなり押し倒して服脱がそうとしてみたりやってることえげつないぞ! 」


 すると元王子のベファリアが言った。


「俺は、王子を辞めさせられたんだぞ!悪いことはなにもしてないのに。それに何で女が玉座に座ってこの国を仕切ってるんだよ」


「それは、この世界の住民たちがあたしを高く評価してくれたからだよ。

 それにあたしは銃を使うのが得意で13歳の時にこの世界で戦争みたいなのが、起きたんだけどなかなか上手く流れをこっちに引き寄せられなかった。だけどベファリア王子ですら敗北だったじゃん。


 だけど、あたしが本格的に参戦してから流れはこっちに来るようになって気がつけば、私たちの勝利で厳しい戦いを制してからあたしがこの世界の指揮をとるようになって言っただけだよ」


 しかしベファリアの怒りは収まらなかった。


「黙れや! 今からこの銃でアリアを殺す! 嫌ならアリアが女王を辞めるんだ! そしたら銃を下ろしてやっていい」


 僕は、ベファリアに言った。


「ベファリア、落ち着くんだ!アリア様は何も悪くない!それに如何いかなる場合でも人のお城を爆発させるのは、ダメだ! 」


「あんた、 証拠はあるのか? 証拠は? 」


「証拠なら指紋しもんを調べてもらえれば分かりますよ! 」


 するとベファリアは、舌打ちをしながら銃で撃つ準備をしていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ