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プロローグ4

  次の日、一晩中精錬の金属音であまり眠れなかったが、それなりに疲れを癒すことができた。


 私の部屋は二階で、階段を降りると、真紅の剣が一層赤が増して、立てかけてある。


 輝きも激しく、眩しさに目をつぶり、すくむ足を無理やり動かす。


 近づくにつれて発せられる、重圧。『我に触れるな!!』、そう言って突き放すような力。


 でも、魔剣はクリムゾンブレードを強化するお金として、売ってしまった。


 この剣がなければ、戦えない。1歩、また1歩。圧力に逆らって進み、柄に手を伸ばす。



 ――バチッ!!



 静電気のような痺れ。でも、構わず握りしめる。身体中に流れる強力な電流。


 だけど、問題ない。気にしてたらキリがない。持ち上げると、押しつぶされそうな重量感。


 上手く立ち回れるかわからなくなった。と言っても、私のプレイスタイルに立ち回りはない。


 ストレージにしまい、置き手紙に感謝の言葉を書き残し、素振りをするため、村を離れた。


 選んだ場所は、海を越えた北朝鮮。日本よりも大きく見え、敵の数も比べものにならないほどだ。


 重い剣に振り回されそうな、細いプレイアバターを上手く使って倒していく。


 だが、この場所が、戦争の舞台となるのは、誰も知らない。


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