表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

Proem II: side-Moon

 この世界は、わたしにとって、ただ”そんざいしているだけ”の場所だった


 生まれたときから、何も知らず、何も望まず


 五百年という時を、ただ冷たい鳥籠の中から眺めていただけ


 人も、空も、季節も、この世界のすべてがわたしには”どうでもいいもの”だった


 ──けれどもし


 この世に”そうじゃないもの”がたったひとつ現れてくれたら


 そのときはじめて──


「その存在(ヒト)」を愛するためだけに在る”わたしの世界”が生まれるのかもしれない

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
時間がなくてしばらく読めていなかったけど、久しぶりに開いてみると何話も更新されていて驚きました。 以前は一話から読んでいたので気づきませんでしたが、これはルナさんの心情なんですね。 読点を打たずに続い…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ