表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
歌姫転移  作者: 亜莉朱
1/1

〜現世の歌姫音楽のない世界で歌姫になる〜

「みんな今日は来てくれてありがとうーーーー!!」

今日は私達2人組アイドルユニット"Bellearoma"の武道館ライブなの。

「じゃあ自己紹介します!yuikaです!今日は楽しんでいってねー!」

私はyuika改めて歌沢唯香。

世間では"高音の歌姫yuika"と言われているわ。

金髪でゆるふわサイドテールがチャームポイントでギャルっぽい見た目に反して少し大人びた性格にたまに出る幼さと透き通った綺麗な歌声のギャップで一気に世間に知られたわ。

「次はうちだね!kotoだよ!フレグランスのみんな〜!めいっぱい楽しんでいけよー!」

あっフレグランスはBellearomaのファンの事よ。

彼女は私の相方"低音の歌姫koto"改めて鈴原古都。

軽い関西弁が入った白髪のショートカットでボーイッシュな見た目の女の子。

私とは違い明るく脳天気な性格。

彼女は世間出てきてすぐに世間知られ彼女の低音は人々の心に響く歌声として瞬く間に人気になったわ。

私達は性格も呼び名正反対で対の歌姫と言われていたんだけどあることをきっかけにユニットを組むことになって世間は凄くざわついたわ連日ニュースになるほどだった。

「さぁ次の曲いくよ!」

………………………………………………

「古都おつかれ〜!」

「唯香もおつかれ!いやぁ大成功だったね!」

「そうだね!あぁ疲れたぁ。」

「唯香あんまり体力ないもんね。」

「古都がありすぎるだけだよ。」

「あはは唯香が無さすぎるんよ。」

「少しはあるもん。」

「はいはい怒んないで。」

怒らしたのは古都だからね!

「帰り支度する……。」

「ごめんて拗ねないで〜!」

「帰りコンビニスイーツ奢れ。」

「わかったよ。」

こんな幸せな時間が続けばいいのに……。

私はそんな願いが叶わないことがすぐに思い知らせれることになるとは予想もしなかった……。


「部屋に到着〜あぁ疲れたぁ。」

ボフッ

私はそう言いながらベットにダイブした。

あっ急に眠気が……。


「んっ……ここは?」

「あれ?唯香……?」

「古都……?」

なんでここに古都がいるの?

ここはどこなの?青空が一面に広がってるし…。

てか浮いてる!

「お二人共お目覚めになりましたか。少々手荒な真似になってしまい申し訳ありません」

ふとそこに女神のような人が現れた。

すっごく美人だ……。

「あなたは?」

「わたくしは音楽を司る女神ミューズと申します。古都様、唯香様以後お見知り置きを。」

音楽を……司る……女神?

「なんでうちの名前を知ってるん?」

「わたくしめは女神お二人のありとあらゆることを知っております。」

この人サラッとすごいこと言ってる……。

「私と古都を急に呼び出してなんの用なんですか?」

「お2人には"異世界転移"してもらいます。」

………………え?

「「異世界転移!?」」

「どうゆう事?私達まだ死んでないんですけど?」

「その通りお二人は亡くなっておりません。唯香様が言っておりますのは転生ですね。転移は転生と別物でございます。異世界へ飛ばすことを転移と言います。」

「なるほど。」

「理解していただいた事ですので、事情を今からお話させていただきます。」

そう言うと女神ミューズさんは話し始めた

「わたしくしたち女神はありとあらゆる世界や国を管理する事が仕事です。わたくしの管理ある国から音楽が消えていることがわかったのです。」

「「音楽が消えている?」」

「正確には音楽は"昔にあったり今はもうない"とされており現在は歴史書として文面のみ残されております。ですがその国はかつて音楽の国と言われた国なのです。その国から音楽が消えてしまうのはまずいのです。そこでお2人にお願いです。その国から音楽を取り戻して来て欲しいのです。」

「ミューズさんひとつ聞きたいことが。」

「なんでしょう?」

「なんで私達なんですか?」

「あなた方は歌姫と言われていますよね?その力が音楽を取り戻すのに必要不可欠なんです。」

なるほどね……。古都はっと……考えてる事は同じのようね。

「うちらに取り戻せるなら引き受けさせてもらいます!」

「ええ!私達は腐っても現世では歌姫と言われたんだから!歌姫が見逃す訳に行きません!」

「ただお願いがあります。」

「なんなりと。」

「3つお願いです1つはその国の名前を教えてください。」

国の名前が分からないとね。

「国の名前は音楽の国"カンツェール”です。」

カンツェール……ロシア語で音楽会またはコンサートって意味ね。

「2つめはどうゆう世界なかを教えてください。」

「その国はいわゆるファンタジー世界です。様々な種族や能力、役職があります。」

ファンタジーなら最後の願い事はこれね。

「最後の3つめ 私達の希望の役職と種族と能力にしてください。」

「承知致しました。」

やった!

「まずは古都様からご希望を。」

「うちは種族はエルフ!役職は剣士!能力は歌声に関係する能力で!」

「承知致しました。」

古都すごく楽しそう。

「唯香様もご希望を。」

「私は種族はケットシー族で職業は魔導師、能力は古都と同じで歌声に関係する能力をお願いします。」

「承知致しましたそれでは転生していだきます。」

幸せな時間は永遠に続かなかったけど

今胸が高鳴っている!

さぁ楽しもう!異世界を!



「んっ…………。」

太陽が眩しい。

「唯香……?大丈夫?」

「大丈夫よ」

着いたんだ音楽のない国"カンツェール"。

古都を見る限りちゃんと姿も変わってるようね、

古都の見た目はエルフといえばの長い耳にショートカットの白髪に青いグラデーション。

剣士らしい動きやすいワンピースに胸当てそして腰には少し細い剣、足に巻かれているナイフレッグにナイフ5本。

「ねぇ唯香!」

「何かしら古都?」

古都のだいたい言いたいことはわかるけど一応聞いとこう。

「ステータス確認しようよ!」

「ええそうね。」

さっ私の姿の確認をしようかな。

ケットシー族特有の耳としっぽ。

ゆるふわ金髪ロングヘアに魔女帽子。

星をイメージされてるロングワンピース。

白いリボンで留められた青みがかった黒のローブ。

武器はないようね。

「えーとステータスはっと……。」

あっミューズさんにお願いした特別な能力

その他にも色々あるようね。

先古都の方を見るか。

「古都どう?」

「うちのステータスは、"両手剣"。」

いわゆる二刀流か。

「"属性ナイフ"(アビリティナイフ)。」

「ナイフレグに刺さってるナイフの事ね。」

属性がちゃんとあるのね面白い。

「最後が"天使の歌声"(エンジェルボイス)。」

「これがミューズさんにお願いした特別な能力ね。」

「じゃあ次唯香の番やね!」

「そうね私のステータスは"魔法操作"。」

武器がなかったのはこの能力の影響か。

魔導書や杖がなくても使えるってことね。

「"鑑定"」

「唯香面白い能力やね。」

「私もそう思う。」

鑑定……。ありとあらゆる物を鑑定し判別する能力か。

「次が最後……ってもうひとつある。」

「唯香ずるい!」

「多分これ古都にもあると思う。もう1回見てみて」

「わかった……。あった!」

「「"解読"」」

「多分書物を読んだりすることが増えるからミューズさんが気を利かせてくれたんだと思う。」

「なるほど。」

「そして最後古都と同じ"天使の歌声"。」

「さっ!確認したことやさかい街へ行こう!」

「ええ!」

ここであれ?なんでこいつらステータスとか能力がすぐわかってんだ?って思ってる人が多いと思うから説明しよう。

私達は根っからのゲーヲタ。

なんならアニメも大好きな点綴的なヲタクなの。

私達が結成したあることはとあるファンタジーオンラインゲームで知り合ってオフ会した時にお互いの事を気づいたの。

それで意気投合してユニットを組むことなったの。

ユニット結成秘話はここまでにして

さぁいよいよ音楽を救うために街へ出発よ!


「街に着いたのはいいものの音楽がないと寂しいな。」

「わかるわ。」

「てか視線すごいわね見た感じ人間ばかりだわ。」

「いや別の種族も紛れ込んでるな。」

「勘?」

「いや気配やな。」

気配ってまだここに来て時間浅いのに……。

「流石元プロゲーマーその名は伊達じゃないのね。」

そう古都はアイドルになる前はプロゲーマーだったの。

「そいかもな昔の勘が残ってるっぽいわ。」

「羨ましい……。」

「ムスッとしないの。」

「むぅ。」

「そうゆうとこは子供やね。」

「うっさい。」

むぅ古都は隙あらばいじってくるんだから。

そんなやり取りをしてる時だった。

「あの……。」

「「ん?」」

そこには薄紫色の三つ編みをした少女と

少女と同じ髪色で後ろ髪をくくっている少年がたっていた。

「あなた達は?」

見た感じただの子供ではなさそうね。

「剣士コト様魔女ユイカ様お初お目にかかります。」

「剣士様?」

「魔女様?」

様付くほど偉いことなんにもしていないんだけど?

「女神ミューズ様からお告げを頂き、この国の王リオニス・アルクス様のお申し付けで妾たち双子は派遣されました。」

ミューズさんこの国の女神なんだ。

管理任されてるって言ってたしそれはそうか。

「僕はヌヴェルと申します。」

「妾はプレヌと申します。」

「「以後お見知り置きを」」

まぁ礼儀正しい双子

「よろしくねヌヴェル、プレヌ。」

「よろしゅうな。」

「ヌヴェルとプレヌはただの人間ではないようだけど?」

「ユイカ様の言う通り妾達はただの人間ではありません。」

「僕達は精霊でございます。」

精霊なんて存在したんだ。

「精霊なのはわかったけど何百年も生きてはるな。」

「はい約300年ほど生きております。」

「妾達は四大精霊のトップに位置する一族でごいますので知恵はもちろん戦闘面でもお力になると思います。」

長い。そして立場が高い。

この双子なら音楽の歴史についてわかるかもら、

「ここで話すのはなんだし別の場所で話そうか。」

「都市の真ん中は目立つさかいな。」

「「承知致しました。」」

「では王宮へご案内させていただきます。」

え?王宮?

「伝え忘れておりました。リオニス・アルクス様から連れてくるよう言われておりました。申し訳ありません。」

意外とおっちょこちょいなんだ

「全然大丈夫やで。」

「気にしないでね。」

「ありがとうございます。では転送王宮へさせていただきます。」

「「テレポート」」

この双子仲良いのかすごく息ぴったり。


瞬きする間もなく王宮に着いてしまった。

流石四大精霊のトップの一族。

「よく来たね。」

するとどこからか優しい穏やかな声がした。

「どこからだ?」

「コト様ユイカ様目の前でございます。」

「「え?」」

古都と私はバッと前を向いた。

そこには30代後半から40代前半の優しいそうなおじ様が座っていた。

「ハハミューズ様が言う通りすごい素質を持つ2人だね。」

「えっ……ありがとうございます。」

王様を目の前にすると古都でもテンパるわよね。

「改めて君たちにお願いだ。我々の国"カンツェール"から音楽を戻してくれ。」

王様はこの事を知ってるんだ

「はい!お任せ下さい王様我々二人は音楽を取り戻す為に来たのですから」

「王様なんて堅苦しい。リオニスで構いませんよ。」

なんだろうこの人の前では気が緩む

「わかりましたリオニス様。」

「様か……まぁ構わない。ヌヴェルとプレヌは今日から君たちの従属だよ。彼女達は長年生き続けている。この国の事には1番詳しいだろう。好きに聞きなさい。そしてこの王宮の書庫に出入りして構わない。音楽を取り戻す為に全力を尽くしなさい。近くの宿があるそこも自由に使って構わない。」

すごく懐が大きい人だ。

「君たちが音楽を取り戻してくれると信じているよ。」

この言葉にリオニス様のどれだけの思いがあるのだろうか。

「ヌヴェル、プレヌ2人を書庫に案内してあげなさい。」

「「承知致しましたリオニス様。」」

「「ユイカ様コト様着いてきてください。」」


あれから5分後

「なんやこの資料……。」

そこには酷い資料があった。

「音楽に関してマイナスなことしかない。」

「酷すぎる…。」

2人とも絶句した。

「残された資料は沢山あった。」

「でもこの年代からの資料は全てマイナスなことしか書かれていなかった。」

私は双子に聞くことにした。

「ねぇヌヴェル、プレヌ君たちが知ってる範囲で教えて欲しい何があったのか。」

「わかりましたユイカ様。」


そういうと双子達は目を瞑り話し始めた。

「約150年ほど前この国に起きた事件のことです。」

「当時はとても"カンツェール"の名にふさわしい音楽がとても栄えた国だったのです。」

「とある音楽が大好きな少年達がいました。」

「彼達を人々は"ムジチスタ"と呼びました。」

「リーダーの"フィグ"はメンバーの誰よりも本当に音楽を愛していました。」

「しかし彼の父は音楽を忌み嫌っていました。」

「理由としては彼の母親はこの国でも有名な音楽家"ローズ"」

ローズ……さっき資料で見た殺された天才音楽家……!

「先程資料で確認されていました"天才音楽家ローズ"の名で知られている伝説の音楽家。」

「ローズは熱狂的ファンにより殺されております。」

「フィグの父はその事を聞き深く悲しみ音楽を妬みました。」

「そのフィグの父親の名は"カリオス"。」

「「!?」」

その名は書庫に行く前にリオニス様から聞いていたこの国の魔族の長の名前だった。

「カリオスは音楽をこの国から消したかったのです。そこで禁忌の魔術に手を出し魔族になってしまった。」

「カリオスは魔族になり何百万もの魔族を引き連れこの国を襲いました。」

「"音楽のせいで魔族になってしまった"として音楽はこの国から消えました。"音楽は悪"と言う書物を多く残して。」

私と古都は声を失った。

そんな凄惨な過去を知ってしまったから……

「つまりうちらは"音楽は悪"ってイメージを払拭しないといけないんやね。」

「その通りでございます。」

「相当難しい問題ね。」

「ほんとにそうやね。」

その時だった。

ぐぅー

どこからかお腹の音が聞こえた。

「えへへこの世界来てから何も食べとらんからお腹空いたわ。」

「それもそうね。1食も食べてないわね。」

「でもどうしたらいいんやろ。」

確かにそうだ。私達はここに来て1日しか経っていない。

どうすれば……。

すると

「その事であれば妾達がお教え致します。」

そうだ!この子達を頼ればいいんだ!

「お願いできるやろか?」

「お任せ下さい。」

「まずこの近くの森に魔物が出没致します。それを狩って頂きクリスタルがドロップします。」

そういうとヌヴェルは青色のクリスタルを取り出した。

「これをお2人が寝泊まりする宿の近くにありますギルドに持っていき換金します。」

プレヌは小さな袋を取り出し、金色に輝くコインを1枚見せて

「金貨と言うこの国の通貨として変わります。」

なるほど……。基本はどこにでもあるファンタジー世界と同じか。

「わかったことやし狩りに行こか!」

「そうね。」


10分後

「はぁぁぁぁ!」

「フレア!」

「ふぅ……。」

「結構集まったわね。」

すごく疲れる。

体力そのままとか聞いてない!

「お二人共お疲れ様です。」

「ではギルドに行きましょう。」

ふと思ったけど少し距離この双子とあるんだよね。

「ねー古都?」

「どないしたん?唯香?」

「ヌヴェルとプレヌと距離あるような気がするんやけど古都はどう思う?」

「やっぱ唯香も思ってたか!」

「だよね〜。敬語と呼び方のせいかも」

「多分そうやね。」

私は古都と目を合わせて頷いた。

「「ねぇ!2人ともちょっといい?」」

「「どうかいたしました?」」

相変わらず息ぴったりね。

「2人とも敬語と呼び方変えへん?」

「なんか距離感じちゃうんだよね。従属って言ってもずっと一緒にいることになるわけだし。」

「「いいの!?」」

すごいいい笑顔。

「あたしこの喋り方凄い疲れるんだよね。」

わぁすごい変わった。

「僕も。普段使わない脳を使ってる気分。」

こっちもこっちで変わった。

「あははこっちの方が全然いいわ。」

「そうね。」

「コト様ユイカ様なんて呼んだらいい?」

「うーん。そうやね。好きに呼んで!」

「ええ。好きに呼んでくれて大丈夫よ。」

「ならコトちゃんとユーちゃんって呼んでもいい?」

少し恥ずかしそうにプレヌが言った。

「構わんよ!」

「ええ!」

「ヌヴェルは?」

「僕はコト姉とユイカ姉って呼ぶ。」

ちょっと素っ気ないわね

「わかったわ。私達の方が年下やのに"姉"なのね」

「姉が欲しかったから……」

顔を赤くしながらヌヴェルはボソッと呟いた。

「可愛いやつめ!」

古都はすぐに茶化した。

「ふふ。」

あまりにも微笑ましくて笑みが零れちゃった。

「ユイカ姉笑ってないでコト姉止めてよ!」

「はいはい。」

ペシ

「痛!」

「もう辞めな。ヌヴェル怯えちゃてるじゃん。」

私のローブを掴んでいるヌヴェルを見ながら古都に言った。

「コト姉嫌い。」

ヌヴェルって割と辛辣ね。

「ガーン。お姉さんが悪かったです。嫌いはやめて。」

相当効いてるみたいね。

「わかったよ。」

「わーい。ヌヴェル大好き。」

「やっぱ嫌い。」

「わーんごめんて。」

これは長いやつだ。

「そんな茶番はいいからギルド行くよ。2人とも案内よろしくね。」

「「任せて!」」

「ここがギルドだよ!」

「結構大きいのね。」

「隣がリオニス様が手配したユイカ姉達が寝泊まりする宿。」

宿も大きい……

「ようこそカンツェールギルドへ。」

そこには眼鏡をかけた優しそうなお姉さんが立っていた。

「初めてのギルドですよね?」

「ええ。よく分かりましたね。」

「ここに来る人はだいたい決まっていますので。」

「要は来る人を全員把握してはるってことやね。お姉さんすごいわ。」

古都の言う通りだわ。

アイドルやってた時もファンの顔と名前なんて多すぎて1割覚えるのに苦労したわ。

「ありがとうございます。ではギルドについて軽くお話させていただきますね。」

そういうとお姉さんはカードと石版を取り出した。

「まずギルドではクリスタルの換金、クエスト受注を行っています。様々クエストがありますのでチャレンジしてみてくださいね。次は冒険者登録についてです。」

お姉さんはカードを石版の上に置いた。

「ではお二人ともここに手をおいてください。」

言われるがまま手を置いた。

すると石版が光だしカードに情報が入力されて行った。

「はい!これで登録は終わりです!このカードが今後クエスト受注時やクリスタル換金の際に必要になります。」

「「ありがとうございます。」」

早速換金しないとね。

「お姉さんクリスタルの換金をお願いします。」

「はいわかりました。私の事はルルとお呼びください。」

「今後はルルさんとお呼びしますね。」

すごく気さくな人だ。

「ふふありがとうございます。ではこれで金貨5000枚分ですね。」

割とあるのね。

「「ありがとうございました。また来ます。」」

古都と私はそうお礼をギルドを出た。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ