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淡々史記  作者: ンバ
第七、項羽本紀
67/274

二十七、新たな斉王、漢楚の和睦

27.

項王之救彭城,追漢王至滎陽,田橫亦得收齊,立田榮子廣為齊王。漢王之敗彭城,諸侯皆復與楚而背漢。漢軍滎陽,筑甬道屬之河,以取敖倉粟。漢之三年,項王數侵奪漢甬道,漢王食乏,恐,請和,割滎陽以西為漢。


(訳)

項王が彭城ほうじょうを救援し

漢王を追撃して滎陽けいようへ至ると、

(斉を放ったらかしにしたので)

田横でんおうもまた斉の地を接収し、

田栄でんえいの子の田広でんこうを立てて斉王とした。


漢王が彭城にて敗北すると

諸侯はみな再び楚につき、漢に背いた。


漢は滎陽に布陣すると

河に連なる甬道ようどうを築いて

敖倉ごうそうの粟を運び入れた。


漢の三年、項王が

幾度か漢の甬道を略奪したため

漢王側は食糧が乏しくなってしまい、

恐れて和睦を請うた。


滎陽以西を分割して漢、

(滎陽以東は楚)とした。


(註釈)

項羽が劉邦をぶっ飛ばしているうちに

斉の田氏は息を吹き返してしまってます。


項羽ってマルチタスク苦手そう。


漢は抜け道を作って

食糧の補給路としましたが

楚に邪魔されて窮乏、

和睦を結びます。


これで終わり…………の訳がありません。

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