↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
淡々史記  作者: ンバ
第八十六 刺客列伝
PR
30/274

荊軻 十三、心を込めて、歌います

29.

太子及賓客知其事者,皆白衣冠以送之。至易水之上,既祖,取道,高漸離擊筑,荊軻和而歌,為變徵之聲,士皆垂淚涕泣。又前而為歌曰:「風蕭蕭兮易水寒,壯士一去兮不復還!」復為羽聲慨,士皆瞋目,發盡上指冠。於是荊軻就車而去,終已不顧。


(訳)

太子及び賓客のうちで

事情を知る者は、みな

白い衣冠(喪服)にて荊軻を見送った。


易水の上(滸《ほとり》)へと至り、

道祖神を祀りて道程に就くと、

(そこで)高漸離《こうぜんり》が筑《ちく》を撃ち、

荊軻はそれに合わせて歌った。


※「変徴《へんち》」の声調を為し、

(居合わせた)士は、みな

涙を垂らして涕泣した。


(※中華の音階、

宮《ド》・商《レ》・角《ミ》・変徴《ファ》・徴《ソ》・羽《ラ》・変宮《シ》)


更に荊軻は進み出て歌った。


「風、蕭蕭《しょうしょう》として易水寒し。

壮士、一たび去って復た還らず」


今度は「羽《う》」の声調で慨嘆すると、

士はみな瞋目(目を怒らせて)して

髪は盡くに逆立ち、冠を衝いた。

(荊軻の歌で感情を激しく揺さぶられた)


こうして荊軻は車に乗って去り、

終に振り返ることはなかった。



(註釈)

かっっけぇ…………

(いいシーンみると語彙力が死ぬ


風よ吹けっ……!

この勇者を凱旋させしめる為の……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。