表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
淡々史記  作者: ンバ
第八十六 刺客列伝
14/274

聶政 四、壮絶な最期

13.

杖劍至韓,韓相俠累方坐府上,持兵戟而衛侍者甚眾。聶政直入,上階刺殺俠累,左右大亂。聶政大呼,所擊殺者數十人,因自皮面決眼,自屠出腸,遂以死。



(訳)

聶政が剣を携えて韓へと至る頃、

韓相の俠累きょうるいはちょうど

府上(政庁)に坐しており、

武器を持って侍衛している者も甚だ多かった。


聶政が直接入って行ってきざはしを上り、

俠累を刺殺すると、その左右は大いに乱れた。


聶政は大喝して更に数十人を撃ち殺すと

自らの面皮を剥いで目を抉り出し、

腹を捌いて腸を引きずり出すと

ついに死んだ。



(註釈)

わんさか護衛がいるのに

意にも介さず突っ込んだ!


まさか、たったの一人で乗り込んでくる

底抜けのバカヤロウがいるとは

俠累側も夢にも思わなかったんでしょうか。


戦略不要! 戦術無用!!

携えしは一振りの剣と仁義のみ!!


白昼堂々俠累を刺し殺し、

顔の皮を剥ぎ、目玉も抉り出し

腹を掻っ捌いて果てた聶政。


すべては、知己と姉を守るためなのです。

遺体を検査されても

身許が割れないようにと。


言っちゃあなんですが、たった一回、

たった一日の付き合いの男のために

どうしてここまでやれるんだ。


見るも無残な姿となってしまいましたが

なおも何と崇高な姿でしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ