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悪ガキ帝国  作者: りな小説家の卵
2/2

試験

「・・・」

「・・・」

私は今、拓海と顔を合わせている。

「里奈。お前塾行ってんだろ?」

「行ってる。」

「それ、納得してんのか?」

「・・・してるわけないじゃない。」

「暴れたいか。」

「うん。」

「クーデター起こしたいか。」

「うん。」

「・・・いい心構えじゃねえか。その心意気、見せてもらうぜ。」

拓海は私を路地裏に連れてきた。

「いいか。しばらくしたら、ここに必ず番長が来る。そいつをメッタメッタのギッタギッタにしてやれ。再起不能になるまで。」

「いや、いきなりそれは・・・」

「お前ならできる。」

そう言って、拓海はどこかへ行ってしまった。

「おい。」

番長らしいヤンキーが私の肩を叩く。

気迫で押されそうになるが、何とか持ちこたえる。

「何よ。」

「ちっ、やけに気の強い女だな。お前この俺が通るってのに何で端によらないんだよ。」

「あんたのこと知らないし。てか、あんた大してえらくないし。」

「てめえこのやろう!」

番長が私の頬にパンチを繰り出す。

私はギリギリでパンチを避け、番長のあごにパンチを繰り出した。

番長がよろめいた所を狙って腹に蹴り!

番長はノックダウン。

「里奈、やっぱりお前イケてるじゃんか。」

拓海がほめる。

「これで試験、達成だ。」

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