第7話~夜明けに輝く白き黄昏~
やっと。やーっと。
所謂一章の導入部分がこの話で一区切りですよー。
とは言えまだまだ全然キャラも増えてこないしストーリーの根幹にも触るか否かって段階ですけど。
今までの話数に比べると文字数多い上に読みづらいかもですので何かあれば直接メッセージにでも「読みづらいんじゃヴォケェ!」とでも言っていただければ(苦笑)
それでは本編をどうぞごゆるりと。
「こんなの、あんまりだよ。」
戦意なんか湧かない、希望を抱くことを魂が拒絶する。目の前に立っているのは形を持った死そのもの。
「■■■■■■!!■■■■■■■■■■■■■■■~!!?」
焼け潰れた喉から放たれる咆哮はもはや形容する音が見つからない。
ぎょろりと三眼を目まぐるしく動かして辺りを窺っている。恐らくはその身を焼いた愚か者を断罪しようと探しているのだろう。
つまり、私を。
全身から力が抜けその場にぺたんと尻餅をつく。
「あは、私頑張ったんだけどな。」
本能が死を確信し乾いた笑いが漏れた。
「*****?*****?」
私の異変に気づいた弓士ちゃんが軽く肩を揺さぶりながら何か言っている。
でも、その言葉は私をすり抜けて消えていった。感じていた恐怖心も生き延びようと考える意志も全ての薄れて洞窟の奥深くへと呑み込まれていく。
そのすぐとなりでは剣士兄弟が此方を探す異形のバケモノの様子を探っている。
勝てるわけないのに
逃げられるわけないのに
見逃してもらえるわけないのに
抵抗するのは辞めよう。そうすればせめて一思いに殺してくれるだろう。痛いのも苦しいのも嫌だ。
力無く立ち上がりふらふらと物陰から出ていこうとした。
みんな何か言っているがなにも聞こえない、聞きたくない。
突然後ろに強く引っ張られる。
無理矢理振り向かせられ弓士ちゃんと目があった。
ーーーーーパシンッ
右の頬にじんわりとした痛みと熱が伝わってきた。
解れていた意識の糸が紡ぎ直されて頭がクリアになっていく。
「リーダー、こんなところで、死なせない!」
今まですり抜けていた言葉がスッと体に入ってくる。
「弟よ。覚悟決めるか。」
「うん、今まで助けてもらった分今度は僕達が帰す。」
「なんで?みんな怖くないの?」
そう呟いた。
「は?勝てない相手に向かって死にに逝くんだぜ?怖いに決まってんだろ。なんなら此処で漏らしてやろうか?」
「兄ちゃん最低、真っ先に死ねば良いのに。」
兄弟は顔を見合わせて笑った。
「今まで幾つかのダンジョンに潜って来た。最初は年下の女なんかにリーダーが勤まるかって内心思ってたよ。でも今になって思う。俺達兄弟はこのパーティーに入ってなかったらどっかの酒場でゴロツキに成り下がってたんだろうなって。」
「僕達下手に回りより強かったからねー。村では負けなしだったし。」
「あんたが俺達の村に来たときにスカウトしてくれたお陰で半人前の糞餓鬼が二人一人前になれたんだ。俺達は最後まで俺達の役目を果たす。必ず生きて帰ってこの異変を街に伝えてくれ。リーダー。」
今まで軽口ばかり叩いていた兄剣士が初めて見せた信頼の表情。溢れだした涙は止まらずに気持ちを伝えようにも声にならない。
「俺達二人で突っ込んで少しでも気を引く。弓士。」
「わかってる、命に変えても、リーダは生きて帰す。」
弓士ちゃんは親指を立てて微かに笑った。そして私を支えるように隣へ回り込んだ。
それを見届けた兄弟は岩影から躍り出てバケモノへと向かっていった。
私は見ていることしか出来ない。
行かないでとは言えるはずもなかった。
どう転んでも全員が生き残ることなんて不可能だ。
それを悟った上でみんな私を行かすために捨て石になると決めた。
私が不甲斐なかったばかりに窮地に立たされているのに、私だけはみんなの命を支払っておめおめと生き残ろうとしているのに。その最後の瞬間すら見届けないで、何がリーダーなんだと。
震える体に渇を入れありったけの薬を飲み下す。暫くの間身体を活性化させて能力を底上げする薬の数々、皆にも配って入るが過剰摂取は帰ってくる反動が大きいからと禁止していた。
その禁を破りあるだけの薬を飲み干し水筒の水を半ば頭から被るように飲む。
全身が燃えるように熱くなり全身の感覚が研ぎ澄まされる。
全ての血管が心臓に変わってしまったかの様に全身が脈動する。
「ありがと弓士ちゃん。お陰で目が覚めた。」
「ん、辛い決断させた、リーダー、乗り越えた。私達、間違ってない。」
行きなり飛び出して動き回る二人が癇に障ったのかバケモノは殺気を振り撒きながら追い始める。
必死に逃げ続ける二人だっかが次第に追い付かれまるで邪魔な蝿を追い払うかの様な動作で弾き飛ばされ辺りに叩きつけられる。それでも立ち上がりバケモノの気を引き続ける二人の姿に一度は止まった涙が再び溢れ出す。私は弓士ちゃんと共にバケモノに気付かれないように音を殺して走り抜けた。
バケモノはいい加減煩わしくなったのかぼろ雑巾のようになった兄弟に更なる追い討ちをかけて両の脚を踏み潰した。全ての感覚が研ぎ澄まされた私は全てを鮮明に捉えた。覚悟を決めた兄弟の、それでも耐えられずに口から漏れた痛烈な悲鳴を。鮮血を撒き散らして熟れたトマトのように潰れた脚を。掴み上げられた兄弟の涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった表情も。バケモノが大口を開けた瞬間に不敵に笑った表情も。食いちぎられて大きく痙攣して動かなくなった姿も。全て目に、耳に焼き付けた。刹那起こった爆発。鞄から幾つかの爆薬が無くなっていることに気付いた。二人が笑った理由を理解した。喰われることを織り込んだ二人が仕掛けた内部からの爆破。まさに捨て身の一撃を受けたバケモノは苦しげな呻き声をあげて暴れまわった。そして、その最中に運悪く私と目が合った。
私と弓士ちゃんは脇目も振らず走り続けた。あいつが追い付くより私達が外に逃げ出す方が早い。外にさえ出られれば残った爆薬を総動員して洞窟を塞いで時間が稼げる。逃げきれる可能性は少なくない。
「■■■■■■■■■■!?」
あいつもそれを悟ったのか岩肌を無理矢理抉り取り投擲してきた。
「弓士ちゃん、右に三歩。」
過剰投薬によって限界を越えている私の動体視力と着弾予測で放たれた岩石を縫うように避けて走る。二度三度と回避されたバケモノが悔しそうに吼えた。私の勝ちだバケモノ!
次の瞬間私は凍り付いた。抉り取った岩石を握り潰し散弾のように投擲したバケモノの姿が目に写った。外までは僅か数歩。しかし飛んでくる岩の方が速い。私は無意識に弓士ちゃんを洞窟の外へ突き飛ばした。直後に右の太股とお腹の辺りが貫かれた。
「ーーーーー!!ぅっっっ....ッぁ!?」
痛覚までもが研ぎ澄まされた状態の私は声にならない悲鳴をあげて崩れ落ちた。
勝ち誇ったかのように吼え悠々と近寄ってくるバケモノを背後に感じていても芋虫のように僅かに這いずることしか出来ない。
流石に死を悟った私の腕を掴みあげたバケモノは獲物の前で舌なめずりするかのようにニタニタと薄気味悪い笑みを浮かべていた。
すぐさま危害を加えてこないところを見ると散々手こずらせた私の事は思う存分なぶり殺すようだ。悪趣味なバケモノめ。
体からドクドクと血が滴り落ちている。少しずつ体温が下がってきて寒さを感じる。あれほど痛かったのに痛みは鈍い痺れにかわって少しずつ感じなくなっている。
「あぁぁああああああああああああ!!放せ!放せぇ!!」
洞窟の出口から半狂乱の弓士ちゃんが矢を放っているがバケモノは意に介さない。こいつはあの爆薬を作ったのが私だって分かってるのかな。
御大層な蛇の尾が私に巻き付きギリギリと締め上げてくる。全身の骨が軋み口からは血が溢れ始めた。
「...ゴポッ。きゅ....う、ゃん。だけで...も。に...ぇ。」
喉奥から溢れる血のせいでまともに言葉が出ない。でも意図は伝わっているのだろう。弓士ちゃんは嫌々と首を振りながらも弓を射る手を止めない。
「誰か、助けて、リーダーを、助けてよぅ。」
剣士兄弟には悪いけどこんな結末も悪くないのかな。こんな風に誰かに思われながら死ねるんだったら。
締め付けはきつくなり続けいよいよ耐えられなくなった骨が砕け始める頃だろう。痛覚が完全にお釈迦になってることだけは感謝かな。残念ながら私を殺しても弓士ちゃんには触れさせない。私が師匠から引き継いだ中でも最上級のをくれてやる。ついに作り方を教えてもらうことは出来なかったけど現物が私の中にある。私が死ぬと同時にお前も道連れだ。
もう、眠ってしまおうかと思った刹那。声が聞こえた。
「遅くなった。ごめん。」
その声の主はバケモノの巨体を駆け上がり三眼のうちの額のひとつに小剣の様なものを突き立てた。
突然の不意打ちに驚いたのかバケモノは私を放り投げ額を押さえて転げ回った。投げ出された私を飛び込んできた弓士ちゃんが受け止めて私は背負われながら洞窟を抜け出した。弓士ちゃん小柄なのに力持ちなんだね。
忘れていた痛みが体に戻ってきて私は自己防衛のように意識を落とした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんとか間に合った。いや、二人しかいなかったから間に合ってはいないのか。
弓士の少女に連れられて薬師の少女が洞窟から逃げ出したことを確認した俺はデカブツに向き直った。
入り口付近の広間に地面ぶち破ってアホみたいに沸いていた奴と同じ魔物か。
幸いあっちにいた群れは俺を我先に殺そうと一斉に向かってきたお陰で同士討ちになりその場で乱闘になってくれたから抜けてくることが出来た。
此処にいるこいつは単独だから同士討ちには期待できない。さて。
「勝てるかと聞かれれば100%無理だな、俺じゃあ。」
不意をついてマチェットを目にさせたから怯ませることには成功したけど、
すでに復帰したこいつは憎悪の篭った熱い視線を送ってきている。
「殺せないけど、殺されないだけならなんとかなるか?」
幾度と無く感じた記憶の刷り込み。このデカブツに関しても情報がある。とは言えこいつを仕留めるような動きが今の俺に出来る訳はなく必死に無様に避け続けるのが精一杯だろう。少し掠ればそのまま死ぬって状況に冷や汗が止まらない。
「G■■a■■■■■■■nn■■■!!」
「いや、怖すぎるマジで。」
額の目にはこいつの神経が集中しているらしく運良く潰せた今はこいつの能力全てが数段落ちている。とは言え油断すればあっさり死ぬし適当に暴れられて掠められても復帰は困難なレベル。少しでも出口の裂け目から引き剥がしてとんずらするのがベストだ。
「危険はあれど一か八かってな。」
デカブツの正面にたって攻撃を誘う。
「■■■■■!」
来た攻撃は踏みつけ。これじゃない。横っ飛びでなんとか回避する。
回避したところに追撃で尾の凪ぎ払い。
回避が間に合わないと悟って敢えて急いで近づく。
振り幅の殆んど無い尾の根本付近を受けて被害を極力なくす。
「ーーッてぇぇぇぇ!」
覚悟していた分ギリギリ耐えられるが凄まじく痛い。今の衝撃だけで左腕が折られたらしく腕が全く上がらない。
なんとか立ち上がった俺に留めを刺そうとデカブツが腕を振り上げた。
ここだ。
振り下ろされる拳の軌跡をギリギリで避けて腕を駆け上がる。
腰からメイスを抜き放ちデカブツの肩を蹴って跳躍。
デカブツの頭上に飛び上がり狙うのは額の目、に刺さったままのマチェット。
落下の勢いを乗せたままマチェットの柄を狙ってメイスを振り下ろす。
柄を渾身の力で叩かれたマチェットは勢いのままにデカブツの目に深く深く突き刺さる。
けたたましい悲鳴をあげて暴れ始めるデカブツに背を向けて一目散で洞窟から飛び出す。
無論留めを刺すには遠く及ばないから今のうちに出来るだけ遠くに逃げないといけない。
にもかかわらず。先程薬師の少女を連れて逃げた筈の弓士の少女が洞窟の外で待機していた。
「馬鹿、さっさと逃げるぞ。」
「仕上げ、洞窟、塞ぐ。」
短くそう言った弓士の少女は手早く何かを仕掛けると入り口から離れ薬師の少女が寝かされている近くの木陰へ向かっていった。
意図を察した俺がその後をおって洞窟から離れると爆発と共に洞窟の裂け目は崩落して消えていった。
「爆薬なんてあったんだな。」
「リーダーの、爆薬も、薬だって。」
「そっか。そいつは恐れ入った。」
その後二人で協力し薬師の少女を運びながらポートルーシアへの道を歩き始めた。
徐々に近付いてくる港町は大分混乱が収まっているように見えた。時期に付近への捜索隊、救助隊も結成されるだろう。
しかし、これで終わりにはならなかった、突然の前方が盛り上がり地下から件のデカブツが這い出てきたからだ。
「勘弁しろよ、執念深すぎるだろう?」
ご丁寧に俺達の目の前で額の目に突き刺さったマチェットを引き抜き地面に投げ捨てる様は絶対に逃がさないと言っているようだった。
「あれの狙いはたぶん俺だ。二人で逃げられるか?出来れば助けも呼んで欲しいけど。」
「ん、必ず呼ぶ。生きてて。」
弓士の少女は薬師の少女を担ぎ直しデカブツを大きく迂回して街へ走り出した。奴は今は俺にしか興味が無いのかずっと此方をにらんだまま動かない。
「生きてて、か。約束守れないかもな。」
実際のところ満身創痍な俺は彼女達がが街へ戻ってから助けが来るまで奴相手に生き延びる可能性はごく僅かだろう。だからと言って白旗はあげない。少なくとも彼女達が逃げきるくらいの時間は稼ぐ、俺を殺せば奴は二人を追うだろう。
肚をくくって逃げに転じようと思った瞬間頭のなかに直接声が響いた。
ー私なら、私とだったらこれは殺せる。ー
「誰だ?」
ー選んで、呪いと共に抗う力を手に取る?ー
ーきっと貴方も私のマスターにはなり得ない。ー
ーどうせすぐに重さに耐えられなくなって逃げるだろうけど。ー
ー簡単に全てを裏切って死に急ぐだろうけど。ー
ー今この窮地を脱するためだけに呪いを背負う覚悟があるなら。ー
ーこの手を取って。ー
途端に辺りに光が溢れる。
デカブツはなにかに焦ったのかのようにこちらに飛びかかるが見えない壁に阻まれるかのように近付けずにいる。
光は俺の前に集まり小さな少女を形作った。
一瞬気圧された俺だったけどゆっくり、でも迷い無く差し出された手を取った。少女は少し悲しそうに笑った。
さらに強い光が辺りを包み込み全てが真っ白に塗りつぶされた世界で改めて少女の声を聞いた。
「新たなマスターとの縁を此処に。白き黄昏は初深乃夏をマスターと認め。世界に再び舞い降りる。新しい時代の楔となることを誓い、安寧と終焉を導く剣を顕現す。」
まるで詠うように、祈るように紡がれた言葉が止むと世界は急速に色を取り戻した。少女の手を取った筈の右手には真っ白な長剣が握られていて、自分の身体を見回すと負った筈の怪我もおれた筈の左腕も傷ひとつ無く痛み、疲労に至るまで全てが消え去っていた。
「此処に居るのか?」
ふと自分の内から沸き上がる全能感にも似た力に呼び掛ける。
「そう。私は貴方、貴方は私。今私は貴方に私を教える。私を刻む。力を抜いて、身を委ねて。」
返答と共に俺の前に顕れた少女の体は実体を持たないかのように透けていた。
「わかった。全ての疑問は後回しだ。力を貸してくれ。」
「了承。これより白き黄昏は終焉を詠う。」
剣から薄く光が迸る。脱力させた体が動きを教えてくれる。本体を追う影みたいに浮かんだ動きをなぞっていく。一秒が何倍にも引き伸ばされたかのような感覚の中で詠うような呼吸に合わせ、舞うような動きを写し取っていく。次第に引き伸ばされた時間は元の早さに収束し奴が目前に迫ってくる。まるで何千回も繰り返し練習したみたいに自然と体が動き奴の繰り出した拳に合わせて剣が閃く。
「■■?■■??」
その一閃に意図も容易く両断された腕を見て奴は間抜けな悲鳴をあげた。俺だってにわかには信じられない。
少女は俺の体に直接追撃を促しそれに応えるように駆け、剣閃を描く。
その太刀筋は奴が防ごうと構えたもう片方の腕ごとその首をあっさり落とした。
剣は光となり空に溶けていき全身を満たしていた全能感が薄れていくと同時に少女の姿がはっきりとしたものに変わる。
淡い黄色を帯びた白いワンピースを纏った、俺の胸元程度の背丈の、真っ白な髪の少女。その瞳は少女の姿とは駆け離れて暗く冥い全てを飲み込むような闇を宿した青い瞳だった。
「俺が初深乃夏だってことは知ってるみたいだし自己紹介はいいか。君の名前は?」
改めて少女に手を差しのべる。
「私は終焉、終末の白。剣であり始まり。鍵であり終焉白き黄昏、魔鍵ラグナロク。」
そう名乗った少女は、哀しげに、寂しげに、しかし少しだけ嬉しそうに俺の手を、確かめるようにゆっくりと握った。
この時なんの根拠もなかったけど直感的にわかった。女神アレクシアが言っていた少女とはこの子の事だと。
この話はずっと構想を練ってたんですが最初は冒険者4人とも雑な描写でサックリ全滅する予定でした。
書いてるうちに裏で名前や設定が生えてきて愛着湧いちゃうしホントどうしようかと。
結局薬師ちゃんのみ生き残るか弓士ちゃんのみ生き残るかって構想になったんですが二人とも生き残ってもらって後に少し活躍してもらうことになりました。
兄弟剣士にも生存ルート考えて合ったんですけど薬師ちゃんの成長のために志半ばで散ってもらうことになりました(南無)
良くある展開だと薬師ちゃんも弓士ちゃんもチート主人公のハーレム要因になるんでしょうけどうちではそんな制度は用意してありませんww
そもそもチート主人公とか存在しないから。
え?やばそうな奴秒殺したって?
あれだよ?
戦隊モノとか仮面ライダーとかで初変身の時はめっちゃ強いってのと同じ現象だから。所詮敵がやばそうに見えるってだけでかませだから。
情報さえ揃ってれば薬師ちゃんパーティーの四人でも一匹二匹位なら仕留めれたので、多分(((((((
それでは第8話でまたお会いしましょう。