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4*異世界にいくと知ってる人も知らない人に見えてくる。

小野小町→小野○町に変更しました。

「社が行く世界には、もう一人聖女として召喚された少女が行くわ。」


「えっ、私以外にも同じようにリディアから力を貰った方がいるんですか?」


「いいえ。彼女は本来禁止されている聖女の召喚によってこちらの世界にきてしまった子よ。

そもそも、普通の人間はこの空間に入ることは出来ないし、神の力は人の体には負荷がかかりすぎて、身を滅ぼすだけよ。」


「・・・・・私は、大丈夫なんですか?」


「ええ、人間界の支配者の社なら神の力にも耐えられる筈よ!」


「そ、そうなんだ。でもその聖女様っていうのは少女なんですよね。私は、105歳のおばさんなんですけれど、・・・・・・・・・」


「それも大丈夫、社の体は22歳の時の若い体にするわ。」


「そっか。ありがとうございます。」


はー。よかった異世界に行ったとしても105才のままじゃあちょっと不安だったから。

にしても、富・・・リディアは何でこんなに嬉しそうなのか。


ニコニコ。ニコニコ。


「じゃあ、この水の中に飛び込んで!」



そう言って、リディアは目の前に水の空間を出した。見た目からしてただの水という線はないと思うし地面ならまだしも空中に浮いている何てこと普通考えられない。考えられることは


「この水のなかにはいると、異世界へ行けるということですか?」


「ええ!!そうなの。色々大変だと思うけれど、頑張って!」


ニギニギ。


いきなりそんなこと言われてもハイそうですかってなるほど私単純じゃあないんだけどな。

そもそも異世界っていってもどんな世界かわからないし、・・・・・・というかその部分の説明されてない。


まさか故意に。


「社?」


っ、これ以上は怪しまれるか。



「先輩。先輩も頑張って下さい。」


「っ。うん。ありがとう。」


そういわれて、私は目の前の水の中に飛び込んだ。




リディアを片手に掴んで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



【とある王宮の一室】


そこには、この国一の魔導師である魔法騎士団団長の男とその部下がいた。


「何故、何故聖女の召喚を行ったんだ。」


魔法騎士団の男は、部下の女を殺したくなる気持ちを抑え、そう口にした。


「なっ何を言っているんですか。団長。私がそんなことするわけがないではないですか。」


「いいや、証拠がある。大量の魔石が王宮の倉庫からなくなっていたことや貴様のここ何ヵ月かの不自然な行動どれも今回の事と結び付く。」


「そんな、そんなの、私がそんなことをしたとでも思っているんですか。」


「ああ。もし違うのなら私が貴様に真実の裁判を行っても構わない。それにもしここで罪を認めまいが貴様は拘束させてもらう。」


「っっっ。ッチ。」


そう言うと同時に部下の女の手から炎が放たれたがそれは団長の目の前で止まり団長が指を鳴らすと同時に消えていった。


「なっ!!何故。」


「私が、どれだけお前たちを殺してやりたいと思っているのか。いや殺すなど生ぬるい。この世に生まれてきたことを後悔させるだけでなく。貴様らの大切なものすべて壊してやりたい気分だ。」


「っ。我々は、この世界のため、魔物や魔族の根絶。人の道を外れたものに罰を与えるため我ら虚無の教会が正しく、美しい世界にするため必要だったから行ったまでのこと。」


「虚無の教会。・・・・・まさか。」


「そう、その通り。あなた方は自国の軍隊に敵を飼っていたのですよ。ふふっ大間抜けですね。」


「っっっ、貴様、・・・・・っその召喚場所は何処だ?」


「教えると思いますか?」


「ああ、馬鹿正直に教えてくれるとは誰も思ってはいない。一応聞いただけだ。」


「っえ、」


じゃり、じゃり。キーン。ガシャ。


「その鎖は貴方の魔導師では死んでもとけないだろう・・・・・・・そう簡単に死ねると思うなよ。」


そう言うと部屋のドアから他の部下達が出てきてその女を引っ捕らえた。


「・・・団長。聖女の召喚場所に応援を出します。許可をいただけませんか。」


「ああ、頼む。」


その声は掠れており、あまりの悲痛なありさまにそれ以上声をかけるものはいなかった。



一方社達は、


トン。トン。


「ここは、どこ?」


「何処かの教会かしら?」


「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「・・・なんで私まで人間界に来てるの!?えっ??えっ????????」


ワタワタ、ワタワタ。

・・・・・・・・・。


「っふ。ふふっ。あはははは。」


ギョッ。


「は?なっなんで笑って。」


「それは、貴方がおお間抜けな女神様だからだよ。リディア様?」


「なっ態度が全然、ちがっ。」


「それは、猫を被ってましたから。人間の時から、貴方が女神に戻った時まで。」


「????????」


「簡単ですよ。まず、私は、富・・リディアに憧れていた。そんな人に自分の汚点は見せない。それだけでなく、あの空間にいて貴方が万物を司る神だと聞いた瞬間から深く考えることをやめて、傾聴・・いえこの場合貴方の話をなにも考えずに受け入れることだけに神経をそそいだんですよ。」


「なっ、何故っ・・・・・。」


「そうですね。深くは何も考えて無かったんですけれど、今考えてみれば第一に万物を司る神なら相手が何を考えているのか分かるのではないかということ。それも私が、人間界の支配者なんかではないと言ったとき、貴方は何も言い返さなかった。その事からも言っていることが本当か嘘か見分けられるのではないのかという仮説がたちまして。・・・第二に私が、人間界の支配者だとかよくわからない事を言っていた時点で何かしらの相手の能力?を見破ることができる可能性を持っているのではないかと。第三にこのまま大人しくしていた方が良さそうと私の勘が働いたから。第四に人が祈りを捧げて浄化をするのが普通で、神自らが浄化をするのは強引。という話から神々が人間の世界に干渉するのはあまりよくないことなのではないのかということ。第五」


「もういい。もういいから!」


「・・・・・・まぁ、ぶっちゃけた話色々と面倒事はごめんなので、話を早く終わらして欲しかったんですよね。私。」


「ちなみに、リディアを連れてきたのは自分の尻は自分で拭けということですから。」


「ひ、酷い。・・・・・・・・でも社の言った言葉に嘘はなかったわ。」


「嘘は言ってないですから。」


「・・・・・・・。」


「にしても、富、リディアはその姿で私とついてくるんですか?それとも別で行動するんですか?」


ウルウル。ウルウル。ボトボト。


「連れてきたのはやじろだぁーーー。」


うわー。ここで泣くのか。


タッタッタッ。


「誰か来たみたいですね。」


「私は、姿を変えて社にくっついているから。頼むわよ。」


ボン。!!


・・・・・・・・きったねー。鼠かよ。


『聞こえているわよ。』


・・・・何か、頭のなかに音声が入ってきて気持ち悪いんだけど。


・・・・・・・・・捨ててこうかな。


『まって、まって、もとの世界に戻るには貴方が必要な気がするの。てか、私を一人にしないで、私神様!!神様なの!!役に立つわ!!こんな幸運めったにないわよ!』


・・・ってか何で、私の考えていることがわかる。

さっきまで、リディア嘘発見器レベルでしかなかったのに。


『嘘発見器。』


いきなり覗きみたいなことしだしたり。


『覗き。』


犯罪だよ。犯罪。つか変態。


『変態、変態、変態。あう。うぅ。うぐ、んん。』


気持ち悪いな。


『~~~~~~〃〃これは、私と社が繋がっているから出来てる事であって、誰にでも出来る訳じゃあないんだからね!?』


・・・・・・何か、術を使ったと。


『エヘヘ。社が入った水のなかに仕掛けておいたのー。』


・・・・・・・・。

ってか。何か、外が騒がしくない?



バン。タッタッタッ。


「「「「「・・・・・・」」」」」

『「・・・・・・」』


ボン。


「いったーい。ここどこなのー?」


・・・・・私達を見た瞬間固まった騎士?の人達。

そして、固まった私達(鼠女神&年齢127歳の女)。

そこに現れた制服を着た若い女の子。


・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・カオス。


「保護しろ。」


そういうや否や騎士達?が私達の方に来て、それぞれ声をかけた。


「大丈夫ですか。聖女様。」

「お怪我はございませんかご老人。」

「今、外で仲間が敵と戦っておりますが安心して私達についてきてください。お守りいたします。」

「ご老体では、さぞお辛いでしょう。私が、抱えていきましょう。痛いところがあるならば言ってください。」


・・・・・・・・・・・・。

おい。22歳はご老体なのか?

そんなに私は、フケているのか?



『・・・・・・・・ごめん社。』


????????


『社の今の格好、亡くなった時の服装なの。それになくなる前だったからか、お風呂にも入れてないみたい。・・・私の力のを与えたせいで髪も真っ白に・・。』


・・・・・・・亡くなった時の服装、風呂に入ってない。

リディアの力を貰ったせいで白髪に。


・・・・・・・・・・・。


リディアは富子の時と同じ白銀の美しい髪に長身のナイスバディ。

顔だってハーフのような整った顔立ち。うん。問題はない。


私が22歳の頃は、身長が小さく、胸も・・・・。いやいや。でも長い黒髪で結構綺麗だったし。

・・・・・・・・そういえばこの頃よく中学生位に間違われてたっけ。

・・・・・・あれ?

背が小さい。髪が白髪で長くお風呂に入ってないためボサボサ。体からは死臭がどことなく漂う。


一方、もう一人の少女は長いクリーム色の髪に大きな目。

身長は平均的で胸がデカイ。リディアよりデカイ。

しかも、めっちゃかわいい。何か、いい香りもする。

・・・・・・・滅びろ。つかそんなに乳いらないだろ。乳でかくて、可愛くて、いい匂いがする女なんか滅んでしまえ。

今すぐその乳引きちぎって『やめなさい。』・・・はい。


と、そんな願望はさておき・・・・・私に声をかけてくれた方々に感謝したい。私は、こんな女に声はかけたくない。しかも、こんな死臭がする女を抱えているかた本当にありがとう。産まれて初めてだよ男性に抱えてもらうのは。(涙)


その頃、

王宮の謁見室で、王と王妃、王子や王女、そして国に遣える重鎮達が、騎士からの報告を今か今かと待っているとき。


ガチャ。


「遅れて申し訳ございません。違法に召還された聖女を無事確保しました。」


「ほう、して聖女はどのような様子じゃ。」


「一人は妙齢のおなごでして、最初は驚いていたようですが、今は落ち着かれたのか騎士から色々話を伺っている模様です。」


「ほー。それはそれは。状況判断が優れているのかのー。いずれにせよ様子見か。まずは、ひとめあって安心する言葉をかけてやりたい。ここへはすぐこれるのか?」


「はい。・・・・・後、もう一つご報告があります。」


「よい。申してみよ。」


「はい。実はこの件で召還された聖女は2人でして、もう一人の女性がその、体が痛いため、一人で療養させてほしいといっておりまして。」


「何!!!いま無事に確保したと申したではないか。」


「はい。しかしこちらの女性は背が小さく白い髪をしており服から何処と無く、その、なんと言いますか、ごっご高齢の方なのではという意見がありまして。」


「・・・・・お主の目から見てどうだ。」


「言葉使い、振る舞いなど、騎士から聞く報告と近いと思うこともありましたが不自然な点がありまして、一つめに、この方の手が異様に綺麗で妙齢のおなごのようであったこと。そしてこの方の体は、ご老人ではあり得ない位に体つきがしっかりとしており、一重に判断するのはいかがなものかと。」


「なるほど。そちらの女性にも一回会ってみなければな。2人ともこちらにとうせ。」


「はっ。」


~その頃、王宮の一室では~


「ありがとうございます。こんな綺麗な部屋でこんなに美味しいお菓子と紅茶が飲めて幸せです。」


少女は頬を弛めて幸せそうにしていた。

少女の名は天道宮 姫華というらしい。年齢は17歳。

そんな彼女は今、目の前にいるイケメンな彼にロックオンしており、只今モーションをかけている。わーお。羨ますぃー。

というか、あのマシュマロボディに詰め寄られても軽くあしらっているところは流石としか言いようがないなー。


『下らない説明はいいわ。これからどうするの?』


・・・・・・とにかく、白髪のばばあとしてどっかに放り出してくれれば後は何とかするつもりなんだけれど。

さっきの騎士に私の手を見られたし、私を抱えていた人も老人にしては筋肉がついていて違和感を覚えてる可能性も高いから・・・。


とにかく、手はなるべく隠して、いつもどうりに振る舞う。うん。


『はぁー。もー。』


トントントン。


さぁ、これからどうなることやら。






いやいや、やっと主人公らしくなってきました。

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