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テーマ詩集:駐車場

暁のTRAIN

作者: 歌川 詩季

 電車は、眠っちゃいます。

 誰かに()かれたレールなら

 いっそ 乗っかってちまえばいい

 それでも(こま)かな(わか)れ道くらい

 せめて自分自身で選ばせて


 あらかじめ()かれたレールなら

 このまま 乗っかってちまえばいい

 行き着く先なら天国か地獄?

 どっちもたいしてかわんないかもね


 行く手さえぎるやつら ずたずたに()かれて

 横たわる(しかばね) 踏み越えて進め


 (あかつき)のTRAIN からっぽのBRAIN

 だけど 自分の脚でしか 何処へもたどり着けない

 暁のTRAIN クチひらきゃCOMPLAIN

 終着駅の見えない旅路にも どうか(くじ)けないで



 どこまでも()かれたレールなら

 いっそ 踏み外しちまえばいい

 石ころだらけの線路脇にだって

 小さな花くらい咲いてるでしょね


 無理に横切るやつら ぼろぼろに()かれて

 山積みの亡骸(なきがら) 蹴散らして進め


 暁のTRAIN チカラなくDRAIN

 だけど 自分で走らなきゃ きみへとたどり着けない

 暁のTRAIN 景色までREFRAIN

 時刻表には載らない旅路にも どうか(くじ)けないで

 駅弁食べたい!

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― 新着の感想 ―
[良い点] TRAINの韻がカッコいいです。 勇気と元気がでます。
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