ターボガン
ヒューイとロックは同い年の従兄弟。2人は双子。ヒューイはパワードスーツ、ロックはアームテンタクラーのアバターだ。
「元気そうじゃないか、スカイ」
「おい、感動の再会の時に悪いけど、あたしのレーダーで見ると虫はここから北の客船を拠点にしだした。学習してる」
『陸に上がった船か……武器が足りないな』
「スカイ、大丈夫よ。私が召喚してあげる。何がいい?」
『イッチ番強いヤツを出してくれ』
「それなら、ターボガンね」
『カニパンが持ってるヤツ?』
「そうよ。とりあえず、4丁出すわね」
オズは両手を前に出して「武器召喚!」と呪文を唱える。すると俺の目の前に4丁の大口径ライフルが現れる。
俺はアームテンタクラーの上段左右にターボガンを1丁ずつ取り付けて右手に1丁、もう1丁はベルトを肩にかけて予備として持っておく。
『余った通常兵器はどうすればいい?』
「保存しておいて。ターボガンは強力なアサルトライフルよ。盾を持った虫を一撃で倒せるわ」
『よく見ると皆そのターボガンってヤツを持ってるな』
「アームテンタクラーにターボガンは正に鬼に金棒だからな。他のアバターは大体標準装備なんだよ」とロックが言った。
『他のユーザーも武器召喚とか出来るの?』
「今のところ私しかいないわ」
「……おい、虫の増殖が止まった」
「ホントだ、それでも1200匹。スカイ君、今がチャンスだよ」
『よし! 俺とカニパンとヒューイとロックで客船を集中攻撃しよう。残りの2人はここ居て。ハンドルネーム、憑き物さん、オズを死守して』
「あたしに任せて!」
俺達は虫の拠点、客船に進攻する。ヒューイとロックは空中を飛んで。
「スカイ、何で空を飛ばない? お前もアームテンタクラーだろ」
『飛び方が分からない。ヒューイのパワードスーツは理解出来るが、ロックみたいにアームテンタクラーをブースター代わりに出来ない』
「大丈夫か? 使いこなせてないと簡単にダイになるぞ」
『ロックは何体キルした?』
「25体だよ」
『俺は60体だ。使いこなせてなくても、これだけの差が着く。安心しろ』
「あっそ」
ロックよ、俺をライバル視するな、格が違う。
「俺とロックは上空から攻撃する。スカイとカニパンは地上から攻撃してくれ」
『虫の対空砲火に気を付けろよ!』




