免許証交付
1人の美女が居た。『オズ部長…………?』
『その呼び方はやめて、今はGLの平社員よ』
『オズ部っ……、オズ、久しぶりだね。免許を取りに来たの?』
『まあ、そうね。スカイも帰るところ?』
『そうだよ、手動とバイクを一発合格だよ』
『私はフルオートマチック車しか乗らないけど……。車は解らないわ』
『車は男のロマンだよ。オズ部長も合格した?』
『部長はやめて。オートマチックなんて寝てても合格するわ。それより、退学してからの3年間、何をやってたの?』
『世界と戦ってた』
『ふ〜ん、ウォーパーク2ね』
『まあ、そんなところだよ』本当は政府転覆だけど。オズ部長にも協力してもらおうかな? コードネーム虫の詳細を追うのに。
『スカイは今やプロゲーマーなのね』
『なあ、ちょっと時間ある?』
『ごめん、分刻みのスケジュールなのよ。また、今度ね』
『そっか、なら早く受付に行って免許を交付してもらおう』オズ部長は最終兵器として期待しよう。
――俺とオズ部長は受付に行き、プラスチックのカードを返す。数分で俺達は免許の交付をされて免許証を渡される。写真はAIロボットのカメラで撮ったんだろう。ばっちりイケメンが写ってる、アハハ。
俺は教習所の送迎車に乗ろうとした時、『スカイ、寿命はどれくらい持ってるの?』オズ部長は心配してくれているんだな。
『ほら、100年以上』俺は左手をオズ部長に見せる。
『凄い。スカイが12歳の時から一目置いてたけど更に化けたわね。トップランカークラスよ』
『18歳になった時に2年しか貰えなかったけど上手くやってるのさ。オズはどれくらいあるの?』
『35年くらい。安心したわ、それじゃあまた今度ね』
『ああ、またな』
オズ部長はGL中部支社の車に乗って行ってしまった。邪魔しちゃいけないな、分刻みのスケジュールって言ってたし。
教習所の送迎車はフルオートマチックだ。『自動運転、飯田スカイのアパートまで』
「了解しました。シートベルトをして下さい」俺はシートベルトする。
あっ! 往復8回まで無料って事はタクシー代わりに使えないかな?
『教習所以外の場所も行ける?』車に話しかける。
「基本的にご自宅と教習所の間だけです」トホホ。




