表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/161

GONZO


 俺はウェアラブル端末からチップメモリーを取り出す。それをゴンゾウはパソコンに落とし解析を始める。

『おお! これは!』数分で何かにたどり着いたようだ。流石は“ゴンゾウ”

『白木さん、何か解りました?』

『オッサン、何が書いてある?』俺とジャックは画面を覗きこむ。

『2人とも、落ち着いて聞いてくれ。現在地球に120億人もいる。テラフォーミング計画も頓挫している』

『オッサン、何が言いたいんだ?』

『世界政府はコードネーム“虫”というのを使い人類を減らすつもりだ。そのテストを中部地方でも試したようだ』

『具体的にどんな方法なんですか?』

『そこまでは分からない。しかし、あの飯田カケ造氏が記した物だ。嘘ではなさそうだ』

『どうやって証拠を掴む?』

『現段階では無理だな。雲を掴むようなものだ』

『GLで暴露するか』

『スパムするつもりか? ダメだ。お前が死刑になっちまうよ』

『虫はいつ動き出すんですか?』

『近いうちだろうな』

『いつ頃?』

『明日かもしれねえし、5年先10年先かもしれねえ』

『ハッキリしろよ!』

『中部地方でも試したみたいだが、特段に変わった事件はなかった。まだ開発段階なんだろう。急ぐ事はねえさ』

『白木さん、一応、コピーを録っておいて下さい』

『はいよ』ゴンゾウはパソコンを操作してからチップメモリーを抜く。

『ゴンゾウ、俺に出来る事はないか?』俺はウェアラブル端末にチップメモリーを入れる。

『今のところはな。…………薬、薬。タンドスピロン飲まなきゃ』ゴンゾウはポケットから薬を取り出し、水なしで飲む。

『白木さん、大丈夫ですか?』

『大丈夫だ。20分もすれば、スーッとなる』

『じゃあ、俺は帰るね』

『パトカーで送ろうか?』

『いや、いい。寄る所があるから』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ