表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
62/161

強盗犯を秒殺


 その日はジャックに相談していた。チップメモリーについて。ジャックは信用できると俺の勘が言っている。

 そして夜、明日は警察署に行き、ジャックとゴンゾウにチップメモリーの解析を手伝ってもらう事になった。2人は警部補なのに組織の在り方に疑問を持ってるようだ。

 深夜、ウォーパーク2を2時間ほどプレーして、ベッドで寝る。

――午前2時半頃。『……スカイ様……』

『ゆうこ、センサーに反応があったか?』

『はい、スカイ様もお気付きのようですね』

『朝に来た訪問販売員かな?』

『可能性はあります』

『寿命を見られたからな。徒手格闘で倒す』

『防犯カメラには3体の影が見えました』

『武器は?』

『1体が鉄パイプを持ってます』

『厄介だな。俺が2体をやる。行くぞ』掛け布団からゆっくり出る。

『はい……!』

 俺達は寝室からリビングへ飛び出す。俺は一番近くの1体の背中に膝を入れる。『グアッ!』と悲鳴を上げ倒れた。俺は鉄パイプを拾い上げ、バキッ! 奥に居たもう1体に向かって鉄パイプを投げる。顔面にクリーンヒットだ。

『ゆうこ、そっちはどうだ?』

 バチッ、バチッ。『なっ、なんとか捕まえました』ゆうこの腹に刃物が刺さっていた。

『今、警察を呼ぶ』ゆうこは刃物が刺さったまま、1人の強盗犯を両腕で締め上げる。『痛い痛い、ごめんなさい』

 俺が倒した強盗犯は気絶してるようだ。まあ、死んでても凶悪犯は現行犯に限り人権剥奪だから、過剰防衛でも罪にならない。問題はゆうこだ。早く警察を呼ばなくては!

――俺はウェアラブル端末で警察とドックのクルーを呼んだ。

 犯人はやはり、朝に来た訪問販売員とその仲間だった。ゆうこはすぐにドックへ運ばれた。警察による実況検分が行われる。

『飯田さんは警察のお世話になるのに慣れちゃってますね』

『アハハ、そりゃないぜ、お巡りさん。12歳の時にやった事以外、過失すらないよ』

『そうですか。それだけの“資産”を持ってると危ないですよ。今後も注意して下さいね。犯人達は終身刑が妥当ですから』

『事実上の死刑か。そういや、3年前に捕まったカミユは生きてるかい?』

『それが…………』

『どうした、お巡りさん?』

『公表はされてませんが、実はカミユは脱獄しました』

『何!? 嘘だろ?』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ