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異変


 俺は10分前にジュニアオリンピック、ウォーパーク2個人戦の本エントリーを済ます。

『久々の大会、ワクワクするぜ!』

「スカイ先輩、センターマイクをオフにしますね」

「スカイ先輩、頑張って下さい!」

『宍戸と森か。2人ともモニターでよく観ておけよ』

「はい!」森は元気そうだ。良かった。

 まずは400人の頂点に立たないとな。

 時間になり、パッとフィールドからステージに画面が切り替わる。近未来の街のステージ。宍戸と一緒にやった所だ。エキストラキャラが街を闊歩してる。ちょっと違うのは4チーム対抗だからか、俯瞰でエリアを見ると、十字型になってる。

 俺は武器を選ぶ。ハンドガンを1丁、スナイパーライフルを1丁、念のためアサルトライフルを1丁、閃光手榴弾を選択する。

 次に細かいレギュレーションを確認する。フレンドリーファイアありだ……厄介だな。索敵レーダーもありだ。意図的に不利な事をすると不正扱い。ブルー、レッド、グリーン、イエローの4チームがあり、俺はレッドチームに振り分けられる。勝ち上がるにはチームの順位が1位か2位で、その中から戦績が上位40に入ればOK。

 オープンスコアじゃないからレッドチームの戦力が判らない、足を引っ張られなければいいが。一プレーヤーの力で戦況をひっくり返してやるぜ。いつでも行ける!

「3、2、1、スタート!」

 俺はまず、エリアの中腹まで走り、スナイパーライフルに持ち替え、正面の敵を狙撃する。次に十字の左、右も狙撃する。50キルした。一旦、自軍陣地まで戻り、突撃してくる敵を狙撃する。100キルした。エキストラキャラは1人も殺ってない。

 残り5分、今のところレッドチームが1位、俺のキル数は800を超えた。ダイは0。上々な滑り出しだ。

 画面中央が白くなり、英語の長文が出た。次の試合の招待状かな? ――待てよ? まだ15分経っていないぞ!?

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