殺られる!?
俺は自宅に帰る。母さんは『どこに行ってたの? お昼を当に過ぎてるわよ』
『悪い悪い』
俺はテキトーに昼飯を食べて自分の部屋に戻る途中、ふと、父さんの部屋が気になった。世界政府の陰謀……。自衛官の資料に何かないかな? 父さんの部屋に入り、テキトーに漁る。物は少ない。
めぼしい物はない。部屋に戻ろう。ガコッ、『いってー』頭に段ボール箱が直撃する。棚の上に置いてあったヤツか? 中身は……空だ。しかし、何で急に落ちてきた!? なんかの御告げか?
俺は部屋に戻ると、ゆうこが待っていた。『スカイ様、顔色が悪いです』人間にほぼそっくりなアーティスカル・インテリジェンスは心配そうにしている。
『大丈夫だ。それより、カケ造じいちゃんの元へ戻ったらどうだ? 俺はもう大丈夫だから』
『カケ造様はスカイ様をロボット製造業に就かせたいのでは? もう暫く、ご厄介になります』
『めんどくせえ……』
『スカイ様、心の声が漏れてますよ』
『あっ、悪い悪い。アハハ』
『私は邪魔ですか?』
『邪魔じゃないが、朝起きた時に近距離で顔を見てるのはやめてほしい』
『脳に異常がないか検診してるのです。私はキュアー専用ですから』
すると「ピピピ」俺のウェアラブル端末が鳴った。メールを開くと、ツヨシからだ。
【今夜、近山農園でバーベキューやるよ。来るだろ?】
あんまり関わりたくないな……【考えとく】と返信する。さっきミノルが来た時にそんな事は言ってなかった。
【絶対来いよ?】めんどくさい奴め! …………待てよ、俺は始末される!?
『ゆうこ、出掛けるぞ』
『はい、喜んで』
【気が変わった。行くよ】と返信する。
【カミユっていう卒業生が帰ってくる。17時頃に集合な】
いくら日本一焼き肉を食べる街だからって、どういう神経してんだ? ツヨシは俺達を嵌めた。それにヨウヘイは警察の御用だ。ヨウヘイの出頭祝いか? カミユ先輩が来るとは書いてあったが、これは罠だ。こっちから乗り込んでやろうじゃん!




